19期生の廣瀬達也です。
「マラソンはリソースマネジメントである」
これを言ったのは・・・・・
私です。
マラソンのスタート直前に毎回のように自分に言い聞かせている言葉です。
基本的には、日々の走り込み、食事調整など事前準備がとても大切とは理解しています。
ただ、スタート後に必要となるのは、その時の「自分の体調・体力という資源」をいかに最大限に生かすか。ということだと思うからです。
と、書くとカッコいいのですが、要するに日々の不摂生で準備不足のまま当日を迎える。
そして、その不摂生の結果おとずれた当日の状況から(とりあえず、過去の自分の不摂生は横に置いておいて)、「当日の工夫で(つまりは付け焼刃で)最大限に良い成果を出すにはどうするか」ということなのです。
具体的には
●ペース配分をどうするか
●給水ポイントでの水分補給をどうするか
●栄養補給のためのサプリや塩梅飴など携帯するエネルギー源の準備をしておく
などなど
のバランスをどうするか、ということになります。
「自分の体力という資源を効率的に使う。これってある意味『マネジメント』だよね」と勝手に思おうとしています。
そんな私は今年の5月、2つのハーフマラソンへ参加しました。
中旬の軽井沢ハーフマラソン(長野県・軽井沢町)
と下旬の麒麟獅子ハーフマラソン(兵庫県・新温泉町)です。
「なんだかんだ言ってもハーフマラソンは勢いというか流れでなんとかなる。マネジメントなんか考えるのはフルマラソンの場合だ」
と考えていました。
しかし、1つ目の軽井沢ハーフマラソンでまさかの途中離脱。
体力残したまま所定時間に関門突破できず……というなさけない結果になりました。完全にペース配分の失敗です。残った体力に反して精神的にけっこう傷つきました。そもそも関門通過時間を事前に確認もしていませんでした。後で調べると軽井沢ハーフマラソンは関門のチェック時間が厳し目であることが分かりました。つまり、私が情報収集を怠っていたということです。
2週間後の麒麟獅子ハーフマラソンまでに体力向上などは期待できません。
できることは、「リソースマネジメントに失敗しないこと」と改めて強く意識しました。
そして、関門通過時間は事前に確認。マラソン当日はAppleウオッチのアプリでキロごとの自分のタイムをチェック(基本的に「適当のんびりのファンラン派」なので、これまでマラソンでこんなチェックをしたことはなかったです)しました。その成果として遅いなりに(!)無事に完走。タイムはさておき 妙な達成感を覚えました。
・情報収集をきちんと行い対策を立てること
・手持ちの資源を効率的に使うこと
これらは、スポーツにも仕事にも大切なことと再認識です。
麒麟獅子ハーフマラソンは日焼け対策を完全に怠ったので、翌日は筋肉痛だけでなく日焼けによるグッタリ感も発症。日焼けも対策も大切ですね。特にこれからの季節。
そして、22期生のみなさん「稼プロ!」の完走。おつかれさまでした。
今後何かの機会でお会いした際にはよろしくお願いします。