東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

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2023-10-16 12:00:00 | 23期生のブログリレー

事務局の木村祐介です。

 

先日、親族とディズニーランドへ行く機会がありました。前回から10年以上間が空いての来園となります。スマホを使ったパスの利用などいろいろ変わっているところがあり、便利になったと思う反面、それらの機能を活用しきれなかった部分もあった気がします。

 

そのディズニーランドのチケット料金ですが、1983年の開園当時3,900円だったものが、現時点(2023/10/1)では変動価格も導入され、10,9007,900円となっています。気軽に行ける料金でもなくなっているような気もします。

 

顧客減少にもつながりそうですが、コロナ禍における入場者減少により、顧客満足度が向上したというデータもあるようです。待ち時間が減少して、体験できるアトラクションが増えれば、当然のことですね。今後は来客数増加ではなく、客単価をあげるような戦略がとられていくものかと思われます。

 

甥っ子たちもとても楽しい時間を過ごせたようで、また機会があれば訪れたいと思います。

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53位

2023-10-15 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。

23期生の松田です。

先日は合宿お疲れ様でした。事務局や講師の方々もご多忙の中、お時間を割き有益なカリキュラムを提供頂きありがとうございました。個人的には、今までできていたと思っていたことが惰性で成り立っていたものであり、基礎的なスキルが欠けていることに気づかされました。今後も自分の化けの皮を剥いで、自己と向き合いながら成長していきたいと思います。

合宿の傾聴の講義の中でアイスブレイクがありました。その一種として、私は初対面の時の名刺交換できっかけがあるかを探ります。特に、そこで珍しい名字の方がいらっしゃると出身地域など伺いながら雑談を絡めて、本題の商談や提案に入るようにしておりました。
名字になんとなくの興味を持ったのは、前職での職場がきっかけでした。外資の日本法人ということもこじんまりとした会社で当時35人ほどだったのですが、「佐藤さん」や「鈴木さん」といったメジャーは1名づつしかいないのに、「山本さん」が一時期7名(シェア20%!)いる一方で、同じ部署には「淵脇(ふちわき)さん」や「濱欠(はまかけ)さん」という初めて目にする名字の方がいました。複数名字がいらっしゃると必然的にファーストネームで呼んでいましたが、そもそも名字とはと思い、雑談の幅を広げるために少し調査したことがあります。

元々、名字は、いつどのようについたのでしょうか?
以前、学校教育で習ったような気もしますが、本格的に全員に義務付けられたのは、戸籍法の制定が契機であり明治時代以降ということになるようです。元々公家だったり、武家だったりと、江戸時代から苗字をもっている人たちもいれば、持っていなかった庶民も多く、この時に自分で考えて登録をすることに。この付け方は自由だったのですが、地名を由来とするケースが8割を占める模様。珍しい名字の方に遭遇した時に、出身地を伺うことも的外れではないようですね。
その他には、地形・風景由来、方位・位置関係由来、職業由来、平安時代の貴族「藤原氏」由来のものなどあるようです。

日本人で一番多い名字である「佐藤さん」は、藤原氏由来のようです。

さて、私の名字は、というと、藤原氏由来という説もあれば、豊作を祈って田んぼの傍に松の木を植えた農民という説もあり、なかなかにメジャーな名字のようで、28万人ほどいて、タイトルにある順位のようです。確かに中学に通っていた塾には松田さんがいましたし、今も、お客の窓具とも自社の窓口も松田さんということも現在あります。
前職の大派閥だった「山本さん」は7位、「淵脇さん」は8,885位、「濱欠さん」は93,210位とのことです。なんか濱欠さんに会えたことが幸運で、人生にプラスになった気がします。

前職の7人の山本さんには既婚女性の山本さんが3名いましたが、結婚後の改姓の方も、旧姓のままの山本さんもいらっしゃいました。夫婦別姓の動きが社会的に大きくなる今だからこそ、改めて名字の由来、愛着なども考えてみるのもいいのではないでしょうか?

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企業内でできる診断士活動と、複業の見つけ方 ~ 複業を語ってみる(2回目)

2023-10-14 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

事務局の大井秀人(20期)です。

前回、複業をテーマに連載します!と大見得を切ってしまい半ば後悔気味ですが、2回目を頑張って書いてみます。今回のお題は「企業内でできる診断士活動と、複業の見つけ方」です。

※第1回はこちら(複業診断士を語ってみます(第1回)

1.企業内診断士はどんな複業ができるのか?

企業内診断士はどうしても勤務先にまとまった時間を拘束されます。私の場合、月~金のデイタイムは基本的に勤務先業務に専念です。そのため複業は、夜や土日に対応可能、打合せはリモート可能、といった条件を満たすものに限られます。コロナでリモート会議が珍しくなくなったのは、複業にとって追い風と感じています。

また診断士資格を生かしキャリアを磨くという点で、「診る・書く・話す・聴く」スキルの活用、中小企業支援、経営の専門性に関わるものが、個人的には望ましいかなと思います。そういった視点で4つほど挙げてみました。

①補助金申請支援

事業再構築補助金、ものづくり補助金などの申請に必要な事業計画書の作成や申請のお手伝いです。いろいろな経営支援団体が並び立つ活況な業界で、多くの企業内診断士が取り組んでいます(稼プロ!OBも立ち上げていますね)。支援できる診断士が不足しており、定時外にも取り組めるので、比較的挑戦しやすい複業と思います。

採択される事業計画書を作成するためには、社長さんの思いが詰まった実現可能性の高い事業計画を策定する必要があります。そのためには、経営者に補助金制度を「話し」、社長の思いを「聴き」、決算書を「診て」、計画書を「書く」必要があります。4スキルがフル活用できるのも特徴です。

単発の依頼で終わることも多いですが、採択され実行までフォローすると社長さんから感謝されますし、リピートいただくこともあります。ポイントは、単に補助金を獲ることだけにフォーカスせず、事業者さんの本当の課題に向き合うことです。そのことで診断士としての支援実績を積める複業と感じています。

②補助金事務局、審査

①と逆の運営側です。たまに協会や受託事業者から募集があります。事務局は提出書類のチェックや事業者とのやりとりをし、審査は事業計画書を基準にしたがって採否を判断します。事務局は平日昼間のケースが多く複業では難しいですが、審査は兼業でも可能なことが多いようです。補助金は中小事業者の関心も大きく、その制度や運用に詳しくなれる複業です。

③執筆

今、まさに23期生のみなさんが企画に挑戦しているものですね。講義であったように自身で企画を持ち込むということもありますが、多いのは研究会などに所属し、そこでお声がけいただくケースかと思います。雑誌の特集記事の1つや業界動向などです。

執筆のお仕事をいただくには、書くスキルと、書ける分野(専門性)を確立しブランディングすることの2つが必要と感じています。前者は実績がものをいいます。まず執筆できる人であることを知ってもらわないといけないので、チャンスがあれば挑戦したいところです。後者の専門性は、執筆するとき「なぜ、あなたが記事を書けるのか」という問いの答えにつながります。いずれも稼プロ!で学ぶ要素とつながりますね。

また、紙媒体ではなくブログ記事の執筆といった案件もあります。私は補助金関連のブログや社長インタビューブログを何件か有償で書きました。いずれにしても、経験を積むと書籍出版につながることも夢ではないですし、なにより自身のアピールにもつながります。継続したい複業と感じています。

少し宣伝ですが、私が所属している東京協会の地域連携支援部では、毎年、地域支援ノウハウ集や施策活用事例集といった執筆案件の公募をしています。こういったものに採択されると、診断士業界内で専門性のアピールにもつながります。

④講演

専門性が認められるとお声がかかる仕事です。なかなか自分から売り込むことは難しそうですが、執筆と同様で、話すスキルと、話せる分野(専門性)を確立しブランディングすることの2つが必要と感じています。書いた実績(執筆)を見て、声がかかるというケースが多いようです。私も1回だけありました。

講演はいざ声がかかると準備が大変ですが、自身のコンテンツの整理にもつながる有益な仕事で挑戦したい複業です。ちなみに私は昨年、資格の効用で勤務先でも社内向け講演に行いました。発表資料の準備は大変でしたが、自身のPM(プロジェクトマネジメント)の経験・考え方を整理する良い機会になりました。

ほかにも、スポットで、事業計画書の添削を頼まれたり、診断のお手伝いをしたり、といったこともあります。実績と信用を積むことでいろいろな話が舞い込んでくるので、何かやってみるということが大事なのかなと思います。いずれも一から開拓することは難しく、基本は先輩診断士や仲間からの紹介から始まることがほとんどです。そのための人脈づくりや信頼関係を結ぶことが重要と感じています。

2.どこから見つけてくるのか

では、どこから見つけてくるのかという点です。私の場合リアルコミュニティとWeb(SNS)でした。診断士としてのお仕事につながらるのは、やはりリアルのご縁が一番大きいかなと思います。

①マスターコース、研究会

マスターコースや研究会自体からお仕事を提供いただけるケースもありますが、そこで知り合ったOBから紹介を受ける、OBがつくっている支援団体に登録するなど、さまざまなパターンがあります。積極的な関わりが大切で、余力があれば運営にも関わるとお声かけられやすくなる気がします。Giveの精神が大事です。

②協会活動、部会活動

協会のイベントの運営に関わることで、つながりが増えます。そこからちょっとした仕事を頼まれるケースがあります。 活動していること自体が、診断士として活動している自分のプロモーションになるということに最近気付きました。「○○部で××している△△さん」みたいな感じです。

③複業マッチングイベント

種本さんが関係人口の話題を取り上げていましたが、その文脈で、今、全国の自治体が複業ワーカーを募集しています。私も一昨年、出身の愛媛県松山市のマッチングイベントにエントリーし、松山の中小企業支援事業者とつながりました。そこを通して3社支援しています。ちなみに、昨年インタビューまでされてしまいました(^^ゞ。地域事業者とつながるには、セルフブランディングやキャリアビジョン作成を通して提供価値を明確にしておくことが大事と感じています(この点は①②と共通してますね)。

私は、複業マッチングをFacebook広告で知りました。Webで複業や診断士を探していると、広告がそちらに最適化されていたようです(汗)。専門家のスキルを複数の会社でシェアする考え方は、今後広がりそうなので、診断士としてはチャンスが増えそうに感じています。

3.大事にしたいこと

最後に、自分に合った複業を見つけるために大事だなと、最近感じていることを3つ挙げてみました。

①ボランティアも重要

いろいろと顔を出していると、ちょっとした相談やイベントのお手伝いを頼まれることもあります。無償だと気がのらないという方もいらっしゃると思いますが、時間が許せばできるだけ協力するほうがよいと感じています。回り回って、案件のご紹介などに返ってくる気がするからです。

②キャリアプラン

人脈づくりや紹介が大事といっても、やみくもにいろいろな集まりに参加すると時間が全く足りません。自分が何に参加するかという戦略・戦術はやはり必要で、その基軸となるのはキャリアプランだと思います。稼プロ!で立てたプランはそういう点でも役だっています。

③チームで動く

診断士の世界はさまざまなバックグラウンドや仕事をしている人が多いです。一方で企業内診断士は時間的制約も大きいです。ピンで動くのは限界があり、チームとして動いてシナジーを発揮することができたら、と常々思っています。そういったオーガナイズのスキルの必要性を感じるようになってきました。

今回、長文になってしまいました、、、ここまでお読みいただきありがとうございます。次は「第3回(12月上旬):複業ノウハウあれこれ①(手続き編)」の予定です。

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デザイン思考のススメ2

2023-10-13 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは!23期生の前川です!

前回扱った「デザイン思考」の詳細をご紹介します。
ぜひ前回の記事もご覧ください。

 

デザイン思考の具体的なアクションについて、私は以下の4ステップで理解しました。
①顧客を観察して共感する
②本当の問題を定義する
③解決策を創造する
④試行錯誤を繰り返す

書籍によっては大きく3段階で説明していますし、本家のハーバード大学では5つの手順で紹介しています。
具体的にご紹介しますが、大切なのは厳密な定義や手順ではなく根底にあるマインドセットです。

 


①顧客を観察して共感する

観察共感こそがデザイン思考の特徴です。
顧客を観察して共感する目的は、②に繋がる本当の問題(潜在ニーズ)を探るためです。

あのヘンリー・フォードが「顧客の声を聞いていたら自動車は作れなかった。なぜなら、彼らは『速く走る馬が欲しい』としか言わないからだ。」という言葉を残したとされているのは有名です。

まさに、この言葉が表していることなのですが、顧客自身がニーズを上手く言語化できない場合があります。
稼げるプロコンサルタントは「”聞く”のではなく”聴く”のだ」と言うところだと思います。

顧客の声を“聞く”と、結果として“聴け”なくなってしまいます。
なぜならその声がノイズになるためです。

顧客の声を聞いた場合、フォードの例では速く走る馬の調達や馬の訓練に着目してしまったり、前回の空港の例では荷物の待ち時間を短くする方法に注意がいってしまったりします。

デザイン思考ではノイズを回避するために聞くのではなく観察するのです。
観察して「楽しそうだな」「辛そうだな」と顧客の心の働きに共感します。

※デザイン思考でアンケートやヒアリングを否定していません。観察後にそれらを実施することが推奨されています。

 

②本当の問題を定義する

上記の重複にもなりますが、次の段階では顧客が言語化できない潜在ニーズを言語化します。
フォードの例で言えば「速く移動したい」かもしれませんし、前回の空港の例では「荷物を待つ時間の退屈を解消したい」かもしれません。

問題を定義するためには観察と共感を踏まえてチームでブレイン・ストーミングを行います。

 

③解決策を創造する

ここでも主にブレストを行います。そして、ユーザー体験を向上させる解決策を創造します。
(長くなり過ぎるため省略いたしました。)

 

④試行錯誤を繰り返す

解決策を定めたらいよいよ導入、運用です。
緻密な計画と予算を立てて抜け漏れがないように慎重に行い、・・・ません。

デザイン思考ではいきなり行動に移します。
というのは、プロトタイプ(試作品)を作成してとにかく試します。
プロトタイプというのは必ずしも精巧な立体物を指すわけではありません。
試したい部分、試したい機能をテストします。

意識するのは早く何度も失敗を繰り返すことだそうです。
失敗を前提としているところがデザイン思考的だな、と私は思います。
もちろん、失敗が目的ではなく改善を重ねてやがて本格導入となります。

あのトーマス・エジソンは「私は失敗をしたことがない。・・・一万通りの上手くいかない方法を発見したのだ。」と言ったそうです。
これもデザイン思考的だと思います。

以上で手順としては完了です。
もちろんこれらは厳密なウォータフォールではありません。

 


前回の冒頭で述べたデザイン思考を知っていただくメリットは以下のものでした。
①それ自体に有用性がある。
②研修や講義などのコンテンツとして使いやすい。

デザイン思考はチームで問題解決をするための思考です。
多くのデザイン思考の講義ではワークが中心です。
問題解決が目的ですが、前提として良いチーム作りから始まります。

様々な要素を含んでいて、事例や偉人の名言を引用しやすいので皆様も研修などのコンテンツとしていかがでしょうか?
次回はデザイン思考を再定義しながら「心理的安全性」について、過去記事の諸先輩方とは少し違う切り口でご紹介いたします。

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秋の診断士イベントのご紹介

2023-10-12 12:00:00 | 23期生のブログリレー

稼プロ!事務局長の水口(16期生)です。

9/30-10/1の稼プロ!合宿が終わり、早くも10月中旬になりました。
日中はあたたかいですが、夜は肌寒く、秋を感じる今日この頃ですね。

さて、本日のブログのテーマは、「秋の診断士イベントのご紹介」です。

<オータム・フォーラム2023>

1つ目は、東京都中小企業診断士協会(以下、東京協会)主催のオータム・フォーラム2023です。このイベントは、今週末の2023年10月14日(土)に開催。春のスプリング・フォーラムに次ぐ、東京協会のビッグイベントになっています。コロナ禍の影響などもあり、参加対象は東京協会未入会の診断士となっていますが、東京協会の取組みと東京にある6つの支部(中央、城東、城西、城南、城北、三多摩)のことを知ることができます。

※詳細はこちらへ


<中央支部秋まつり2023>

続いて、上記イベントの2週間後の2023年10月28日(土)には、東京協会中央支部主催の「秋まつり2023」が開催されます。中央支部のビッグイベントの1つで、毎年工夫を凝らしたプログラムで開催されます。情報収集はもちろん、中央支部の既存・新規会員同士の交流も深められ機会になります。稼プロ!23期生の皆さんにとっては、翌日稼プロ!講義となり連日となりますが、可能な方は秋まつりの参加を検討してみてくださいね。

なお、秋まつり2023のPart2(13:50~15:20)の「中央支部研究会・マスターコース・部会ブース相談会」では、中央支部認定マスターコースの「稼げる!プロコン育成塾」も、ブース出展の予定です。当日ご来場の際には、ぜひ「稼プロ!」ブースにお気軽にお立ち寄りくださいませ!

※詳細はこちらへ


次回(第6回)の稼プロ!講義は、いよいよ「話す」講義ですね。
喉の乾燥や体調には、くれぐれもお気を付けてください。
当日も元気にお会いすることを楽しみにしています!

稼プロ!事務局長 水口淳一郎

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