あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

小学館版「日本短編漫画傑作集第2巻」を読んで

2021-10-16 11:51:17 | Weblog


照る日曇る日第1646回

この巻の作者は、永島慎二、水木しげる、宮谷一彦、佐々木マキ、横山光輝、藤子不二雄Ⓐ、佐藤まさあき、ちばてつや、やまだ紫、つりたくにこ、ダディ・グース(矢作俊彦)の11名であるが、私が気にいったのは水木しげる「妖花アラウネ」の精密に描かれた風景画、佐藤まさあき「夕映えの丘に」の自伝的リアリズム、藤子不二雄Ⓐ「ひっとらぁ伯父さん」の途方もないアナーキズムであった。

ところで前回の第1巻の感想のところで、小学館が急遽「少年青年漫画編」なるサブタイトルを添加することになったと書いたが、本巻には女性も数人入っているのに、なんで「少年青年漫画編」なのか? やまだやつりたは男なのか? 文句を言わないのか?それとも後から「少女熟女漫画編」を出して、やまだやつりたをそっちに引っ張り込む作戦なのか?

いったいどういう料簡なのか、小学館。

   ポスターの自分の名前を白抜きにしている候補はズブの素人 蝶人
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