蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第417回
- 藍綬褒章受賞祝賀会/発起人あいさつ
山田さん、そして奥様、本日は誠におめでとうございます。そして皆さま、お忙しい中を山田喜三郎氏の藍綬褒章受賞祝賀会にご出席いただきましてありがとうございます。*1
私は、山田さんの友人で、市内で産婦人科を開業しております医師の根岸昭雄と申します。*2
そもそも藍綬褒章は、教育、衛生、殖産開発などの事業を輿し、公衆の利益に功績著明な者、または公共の事務に勤勉し、労効顕著な者に与えられることになっている非常に名誉な表彰でありますが、*3山田さんは、市から委託されたリサイクル計画およびリサイクルセンター建設プロジェクトの総合プロデューサーとしての貢献きわめて大、と各方面より高く評価されてこのたびの叙勲となりました。
山田さんのお陰で、当市のゴミの量は24%減少、資源化率は13%から32%に急上昇し、全国の最高レベルに達したのです。今回の藍綬褒章ほど山田さんにふさわしい栄誉はないでしょう。山田さん、どうかこれからも健康に留意されてますますのご活躍をお祈り申し上げます。
- アドバイス
- 1古くからの友人が発起人として藍綬褒章の受賞者に祝いのスピーチを行うところである。
- 2藍綬褒章の何たるかを知らない人たちのために発起人として若干の解説を試みるとともに、受賞のポイントと意義を説明している。
- 3最近地方自治体が苦慮する「ゴミ戦争の勝利者」としての山田さんを大いに持ち上げる発起人。賞の具体性にこだわったスピーチの1例である。
「表紙」さえ替えれば選挙は大丈夫驕り高ぶる自民よクタバレ 蝶人