あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2023年弥生蝶人映画劇場その2

2023-03-12 10:11:54 | Weblog


闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3241~45

 

1)ロドリゴ・ガルシア監督の「パッセンジャーズ」

全員死亡した飛行機事故の乗客を巡る2008年の追悼幻想映画。可哀想なり。

 

2)カン・ヒョンチョル監督の「タチャ 神の手」

2014年製作。タチャと呼ばれる賭博名人の波乱万丈のアクション映画。面白い。

 

3)ベルトラン・ボネロ監督の「メゾンある娼館の記憶」

2011年に18世紀巴里の娼婦館を再現したのはお手柄だが、それ以上のドラマが展開されているわけではない。されど無防備な女の口をナイフで切り裂くサデイストがいるとは!

 

4)ガリム・アーメル監督の「フライトリスク」

悪名高いボーイング737Maxの墜落事故の真相に迫る、2022年の迫真のドキュメンタリー映画。だから海外旅行なんかに行くなというんだ。

 

5)ジョセフ・V・スタンバーグ監督の「アメリカの悲劇」

成り上がり青年の哀れな女工殺しを「アメリカの悲劇」として描く。シオドア・ドライサーの原作をスタンバーグが1931年に映画化したが1951年にリメイクされた「陽のあたる場所」よりこちらの方が上出来。

 

  WBCでいろんなドラマがみられるがなんとかバーの切れ味抜群  蝶人

 

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