闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3241~45
1)ロドリゴ・ガルシア監督の「パッセンジャーズ」
全員死亡した飛行機事故の乗客を巡る2008年の追悼幻想映画。可哀想なり。
2)カン・ヒョンチョル監督の「タチャ 神の手」
2014年製作。タチャと呼ばれる賭博名人の波乱万丈のアクション映画。面白い。
3)ベルトラン・ボネロ監督の「メゾンある娼館の記憶」
2011年に18世紀巴里の娼婦館を再現したのはお手柄だが、それ以上のドラマが展開されているわけではない。されど無防備な女の口をナイフで切り裂くサデイストがいるとは!
4)ガリム・アーメル監督の「フライトリスク」
悪名高いボーイング737Maxの墜落事故の真相に迫る、2022年の迫真のドキュメンタリー映画。だから海外旅行なんかに行くなというんだ。
5)ジョセフ・V・スタンバーグ監督の「アメリカの悲劇」
成り上がり青年の哀れな女工殺しを「アメリカの悲劇」として描く。シオドア・ドライサーの原作をスタンバーグが1931年に映画化したが1951年にリメイクされた「陽のあたる場所」よりこちらの方が上出来。
WBCでいろんなドラマがみられるがなんとかバーの切れ味抜群 蝶人