あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2023年弥生蝶人映画劇場その3

2023-03-14 20:58:14 | Weblog

西暦2023年弥生蝶人映画劇場その3


闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3246~50

 

1)アルフレッド・E・グリーン監督の「原爆下のアメリカ」

1952年の緊迫感漲る冷戦映画。それとは名指されないが、いきなりソ連の原爆!攻撃を浴びせられた米国は、応戦するもののサンフランシスコが占領されるなど、大きな被害を蒙る。現在のプーチン・ロシアの先駆のような亞戦争映画ずら。

 

2)スピルバーグ監督の「ペンタゴン・ペーパーズ」

メリリ・ストリープ、トム・ハンクスが共演する2017年の政治スクープサスペンス映画。内心はベトナム戦争に批判的だったマクラマナが作成させた秘密文書を蛮勇を揮って自社メデイアに載せるワシンントンポストやNYタイムズほどの勇気と根性を、日本の阿呆莫迦マスコミはとっくの昔に投げ出した。

 

3)ナンシー・マイヤーズ監督の「ハート・オブ・ウーマン」

広告業界を舞台にメル・ギブソンとヘレン・ハントが繰り広げる2000年製作のウエルメイドのラブストーリー。

 

4)クリストファー・ノーラン「ダンケルク」

独軍に水際まで追い詰められた英仏軍が、チャーチルの大演説に応えた民間船によって奇跡的に救助される顛末を絵巻物のように描くが、暗騒音のような音楽がよい。

 

5)イ・ゲビョク監督の「LUCK-KEYラッキラッキーキー」

売れない役者と入れ替わった殺し屋が繰り広げるアクション・コメデイ―で、なかなか面白い。内田けんじの原作を韓国で2016年にリメイク。

 

 死に死にて死に死に死にてまた死にて死んでも死んでもまたウクライナ 蝶人

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