中沢啓治「はだしのゲン第4巻」を読んで
照る日曇る日 第1873回
戦争が終わってマッカーサーと米軍が進駐してきたが、ゲンたちの暮らしは悲惨そのものだ。
戦時と同様、相変わらずの飢えに追い詰められて多くの人々が死の淵に立つ。
そして皆に愛されたゲンの妹友子の死。
しかしゲンは、焦土の絶望の底から、青い麦のように雄々しく立ち上がるのだった。
真珠湾の熱狂とく忘れよと春の冷雨が額を濡らす 蝶人
中沢啓治「はだしのゲン第4巻」を読んで
照る日曇る日 第1873回
戦争が終わってマッカーサーと米軍が進駐してきたが、ゲンたちの暮らしは悲惨そのものだ。
戦時と同様、相変わらずの飢えに追い詰められて多くの人々が死の淵に立つ。
そして皆に愛されたゲンの妹友子の死。
しかしゲンは、焦土の絶望の底から、青い麦のように雄々しく立ち上がるのだった。
真珠湾の熱狂とく忘れよと春の冷雨が額を濡らす 蝶人