こないだお正月だったのに今日で3月が終わる。桜はまだ咲いているが、散れば4月が始まり、慌ただしく春が終わって、あっという間に夏、秋冬が過ぎ去り、2023年が終わってしまうのだろう。
その間にわれひと共に年をとり、大勢の人が命終し、もしかすると私もその仲間になるのだろう。まことに哀しいような虚しいような当たり前の成りゆきである。
それはさておき、先日長男がお世話になっている大和市の施設とホームの面談があり、2つを掛け持ちで家族3人で行ってきました。コロナのせいで直接担当者の貌を見ながら「面談」するのは久し振りだったが、やっぱりどんな些細な話柄でも、目と目を見かわしながら話すのはとても大事なこと。これまではお互いにどんな面容の人物とも分からないで、電話越しに話していたに過ぎなかったのだ。
それにしても社会福祉の仕事に携わる人の仕事はますます大事になっていくのに、その待遇や社会的地位がさっぱり認識されず、いっこうに向上しないばかりか、志望者自体が減少の一途を辿っているのは、こんなところで切歯扼腕していてもなーんも始まらないが、大大問題である。
処女のごとく歩み始めし朝ドラが脱兎のごとく幕を閉じたり 蝶人