ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

富士 @名古屋市熱田区・幡野

2021年03月15日 | 名古屋(熱田区・中川区)

尾頭橋の南、百曲街道(※)沿いにある喫茶「富士」へ。以前この辺りをバイクで走っていて、レースのカーテンが下がった店の佇まいを見てブックマークしておいた、いかにも昭和な雰囲気の喫茶店。この日は車だったが、裏手に僅かな駐車スペースがあるのは確認していたので車を停めて中へ。午後遅い時間だったので純粋な喫茶利用。店内はフロアが広く赤いビニールソファーのテーブル席が5つくらい並んでいる(奥にもっとあるかも)。カウンター席は使用していなさそう。丸いペンダントライトが下がって、外からの想像通り昭和な雰囲気を残す意匠だ。年配の女性が1人。「コーヒー」をお願いした。

※「百曲街道(ひゃくまがりかいどう)」:江戸時代に堀川と庄内川に挟まれた干拓地沿いに出来た街道

しばらくして「コーヒー」が運ばれた。伝票からいくと豆の卸は中区の老舗「ワダコーヒー」のようだ。白いカップとソーサーに、しっかり濃い色をしたコーヒー。色だけでなく酸味もしっかり。柿の種が付いていたのでポリポリとやりながらゆっくりと休ませてもらった(といっても15分だが)。メニューには無かったと思うが、壁に「ビーフカレー」「エビピラフ」「鉄板スパゲティー」と貼り出してあったので、次は食事目当てで入ってみよう。(勘定は¥380)

 


 

↓ 堀川に架かる八熊通の「住吉橋」(昭和12年・1937・建造)。名古屋市内では珍しいというラーメン橋台橋。関東大震災後に復興された橋の標準的デザインなのだとか。大きな親柱には素敵なデザインの照明(橋灯)も付いている。

 

 

 


 

 

喫茶 富士

愛知県名古屋市熱田区幡野町9-6

 

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人生餃子 (2) @名古屋市中川区・八剣

2020年11月10日 | 名古屋(熱田区・中川区)

恐れ多くも店主自身がこのブログにコメントを下さったこともある中川区の人気中華料理店「人生餃子」に再訪。人気の店なのでと開店20分も前に到着したのにすでに10人以上の先客が店前にたむろしている。相変わらず凄い人気だなァ。向かいの駐車場に車を停め、表に出ていたボードに名前を書いて待った。開店時刻にシャッターが上がったが、その時点で待ちはすでに20人以上。残念ながら自分も1巡目には入れずもう少し待つことに。周囲に漂っているニンニクの香りと聞こえてくる喧騒で腹減り具合はたまらなく上昇…。しばらくして呼ばれ店内の待機席へ。注文は迷いに迷った末「皿たんたん」にチャーシューのトッピングで女将さんにお願いした。そこで追加は出来ないと念を押される。追加が出来ないせいもあるだろう回転はまあまあ速く、テーブル席に案内され、程なくして「皿たんたん」が運ばれた。

平皿に盛られた「皿たんたん」の上にはトッピングをお願いしたデカいチャーシューが寝そべっている。麺の上には味付けされたミンチの他に、刻みネギ、千切りキャベツものせられている。キャベツが紫キャベツなので彩りもいい。”たんたん”なのでたれには胡麻由来の風味があり、口当たりもマイルド。細縮れ麺を手繰っても思ったほど辛くない。旨いなァ。ビール呑みたい…。そして次こそ絶対にと思っていたこの店の名物チャーシューに箸をつける。こちらはちゃんと噛み応えのある好みのタイプ。かといって硬い訳ではない絶妙の加減。肉の旨味も抜けていない(箸でほぐれてしまうようなチャーシューはあまり好みでない)。なるほど旨い。ビール呑みたい…。あわててカウンターにあった持ち帰り用の「チャーシュー切り落とし」をお願いした(これは追加オーダーには含まれないようで注文OKだった)。麺にしっかりと具材を絡ませて、卓上の花椒や唐辛子粉を使いつつ平らげた。追加可能だったらもう1品頼んでしまったかも。持ち帰った「チャーシュー切り落とし」でビールかハイボールを飲(や)るのが待ちきれない。(勘定は¥1,400程)

以前の記事はこちら

 

人生餃子

愛知県名古屋市中川区八剱町3-61

 

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相羽 @名古屋市中川区・中島

2020年11月03日 | 名古屋(熱田区・中川区)

中川区で評判の中華料理店「相羽」へ初訪問。以前から様々なメディアで店名を目にしたことのある人気店。創業は昭和60年(1985)だそうで、市内に3店舗を構える。あまりこちら方面に用事がないのでなかなか機会が無かった。この日は夜営業の口開けの時間に店に到着。駐車場に車を停めるも、店先に犬が3匹繋いである。休憩時間だけかなと思ったら営業開始後も繋がれたまま。これは…どうなんだろう。自分も犬を飼っているが、安全な犬だろうと怖いという人は多いし、せっかく綺麗な店舗の店先に3匹もというのは…。閑話休題。店に入るとカウンター席に案内された。こちらは「天津飯」と「あんかけチャーハン」が有名な店。もちろん「天津飯」をお願いした。やはり次々と後客が入ってくる人気ぶり。

一番に店に入ったので一等早く「天津飯」が運ばれる。深めの平皿(あるいは浅めの広口丼ぶり)一面に、真ん中に盛られた玉子の島に綺麗に玉子が溶かれた餡がたっぷりと注がれている。その姿はほとんど玉子スープ。レンゲを入れてみても餡はゆるいので本当にスープのような感じ。ご飯の部分を崩すとすぐに餡が浸水するぐらいのゆるさ。味は想像通りだが、これで濃い味付けだと量的に飽きが来そうなところ、いい塩加減なので食べ易い。ご飯にのった玉子もふわっとしていていい感じ。旨いなァ。人気があるだけのことはある。餡は飲み切れるかなと思っていたが、次第に崩したご飯と混ざりあって最後にはちょうど無くなった。次は「あんかけチャーハン」も食べてみようっと。メニューに載っていないという「天津チャーハン」「天津中華飯」っていうのもあるらしい…。(勘定は¥745)

 

中国料理 相羽

愛知県名古屋市中川区東中島4-20

 

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たこ清 街道店 @名古屋市中川区・南荒子

2020年10月31日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名古屋市中川区のある公園に史跡を見に行った際に立ち寄った「たこ清街道店」。店は荒子川沿いの交通量の多い大通り沿いにあり、たこ焼きを買い求める客が店前の道路に何台も車を停めていた。自分も倣って車を道路脇に停める。看板には”9月16日リニューアル”と書いてあったので店を新しくしたばかりなのかな。次から次へと客が来るので店内はどんどんたこ焼きを焼き続けている様子。人気あるんだなァ。こちらはたこ焼きのみの販売。ソースは「しょう油たれ」「ソースたれ」「激辛たれ」の3種類で15個売りのみと、この辺りのたこ焼きでは珍しく数は選べない。「しょう油たれ」をお願いして、勘定してもらって車に持ち帰る。

透明パックに入った「たこ焼」は上から青海苔粉と鰹粉を混ぜたものがかけられている。さっそく添えられた2本の爪楊枝でパクッと。中はトロトロで熱いっ。さっそく口内を火傷(笑)。でも旨い。元の生地に入っているのか、後から塗られたのが多いのか、醤油味はかなり強め。中にはキャベツも入っているかな。矢継ぎ早に5個くらいをいただいて、後は家に持ち帰ることに。帰ってから晩酌の供に。さすがに冷めると硬くなっていて、レンジで温め直しても小麦粉が糊化しているのだろう、トロトロには戻らず。でもそれはそれで旨いのでハイボールの杯が進んでいく。(勘定は¥600)

 


 

↓ 中川区の松葉公園の中にある「ラジオ塔」(昭和18年・1943・建造)。塔の上部のスペースに受信機やスピーカーが置かれ、周りで市民がラジオを聴いたそうだ。ひょっとすると玉音放送もここから流れたかもしれないナ。現在では市内にあと2つ(志賀公園、中村公園)のラジオ塔が残っているそう。

 

 


 

たこ清 街道店

愛知県名古屋市中川区草平町1-43

 

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親孝行 @名古屋市中川区・八熊通

2020年06月16日 | 名古屋(熱田区・中川区)

緊急事態宣言が解除されて随分経ったある晩、やっと外に出る気になった嫁が「ラーメンが食べたい」と言うので目当ての店に向かうも休み。目当てのもう1軒はコロナ禍に対応した営業時間で到着時には閉まっている可能性があったので、居場所から近かったこちら「親孝行」に向かった。その昔、黄金(こがね)陸橋近くに店があった頃に数度寄ったが、臨時休業だったか何かで振られ、結局食べずじまいだった店。店の横にある駐車場に車を停め店内へ。店内はビニール・シート等でパーティションがしてある。先客は手前のカウンターに3組程。自分たちは奥の水槽の横のテーブル席に案内された(水槽はもっとしっかり手入れしてくれないと…)。メニューを眺める。以前はどういうラーメンで商売していたのかもう覚えが無いが、先頭に「金の中華そば」という品があり、どちらかというとシンプルなラーメンが好きな嫁共々それにする。「真面目につくるチャーハン」というのも付けてみた。奥にある調理場の様子は分からないが、給仕の女性と男性は食器を片づける毎に清掃やら消毒やらで忙しく立ち働いている。これからこういうのが当たり前になっていくんだなァ。

しばらくして「金の中華そば」が運ばれた。水面には鶏と豚のチャーシューがそれぞれ1枚づつ、三つ葉、半分の半熟卵がのっている。写真から清湯だと思ったが、やや濁りもある。メニューによると鶏出汁、鰹、乾物の出汁の合わせだそう。早速スープを啜ってみる。うん、旨い。浮いている金色は鶏油かな。2ヵ月ぶりの外食の嫁には旨味が強すぎるかも(笑)。麺はリングイネのような丸みのある平打ちストレート麺。つるんとした食感で本当にパスタみたいな感じ。スープは見た目と違って、いわゆる”あっさり”ではないのでこの麺でも相性は悪くない。やや小さめの鉢ではあったが久しぶりにスープもほとんど飲み干した。「チャーハン」は安い値付け(ラーメンと同一オーダーの時のみ)だったがちゃんとした並の量がある。黄色く色付いていて、胡麻油が香り、チャーシューの小片が入っている。ややしっとりとした好みの加減。添えてある紅生姜と共に嫁とシェアした。嫁も久しぶりの外食を楽しんだようだ。(勘定は¥1,850)

中華そば 親孝行

愛知県名古屋市中川区八熊通5-28 ブルネンハイム 1F

 

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人生餃子 @名古屋市中川区・六番町

2020年05月18日 | 名古屋(熱田区・中川区)

ずっと、前から一度と思っていた中川区の人気店「人生餃子」。屋号は餃子だが「皿台湾」という独自の品が名物のこの店。近くに寄ることがあったので、是非名物を食べてみようと向かってみた。バイクで店の前を通るとすでにニンニクの匂いが(笑)。店の前には入店を待つ人だかりが出来ている。ベンチが並んでいるが順番は店内にあるボードに名前を書いた順に呼ばれるようだ。店員が道路を挟んだ駐車場まで呼びに行っているサービスぶり。コロナ禍で行列を防ぐ為かもしれない。店先の看板にはあれやこれやと情報が多い。それを見ながら強烈なニンニクの匂いを嗅いでいるといやが上にも食欲を刺激される。しばらくして呼ばれ店内へ。カウンターが6席程、テーブル席が3つ程と大きくない。なるほど待ちで溢れるはず。カウンターの上には大皿に盛られたデカいチャーシューが鎮座している(持ち帰りも人気のようだ)。注文したのは外看板曰く「世界販売実績No.1」という(笑)「皿台湾」と「餃子」。「皿台湾」は辛さが選べるので”ちょい辛”に、ニンニクの量は”少し”にしてみた。

主人らの調理の様子を眺めながら出来上がりを待つ。通常のメニューもあるが、圧倒的に「皿台湾」の注文が多いのでずっと大きな北京鍋で大量のもやしとニラを炒めっ放しだ。パワフルだなァ。まずは小鉢に入ったスープが届けられる。表面に油膜が張るほどの濃厚な豚骨醤油味だ。そして「餃子」が登場。片側がカリッと焼かれた餃子は4個。ニンニクラー油を勧められたがタレだけでいただいた。旨いがもう1~2個欲しい。そして真打ちの「皿台湾」。思っていたよりも大きな楕円の平皿に盛られている。”ちょい辛”だったが表面は真っ赤…。普通のを頼んだ隣の席と比べても全然違う。これは”ちょい辛”を”中辛”と間違われたのかもしれないナと思ったがそのままいただいた(←でも後から”ちょい辛”を頼んだ人のを見たら間違ってなかった…)。「皿台湾」の台湾はもちろん名古屋にあって台湾に無い、ミンチ肉、唐辛子、ニンニク、もやし、ニラを炒めたヘッドのこと。そのままでも輪切りの唐辛子の量はかなり多いが、”ちょい辛”ではさらにパウダー状の唐辛子が上から振りかけられている。麺は細麺で、茹でたものをボウルに入れて油で和えてあるので、いわゆる台湾のヘッドを使った油そばということになる。早速覚悟を決めて麺とヘッドを口に放り込んだ。強烈な惹きのある組み合わせだけにもちろん旨い。辛いのは辛いがむせない程度(→辛さには強い方です)。量は多いが野菜が占める割合が多いのでさほど苦労せず食べ切った。ちょっと明日が心配だが…(笑)。次はデカいチャーシューをトッピングしよう。「玉はん」ていうのも食べてみたいなァ。(勘定は¥1,040)

 

 

人生餃子

愛知県名古屋市中川区八剱町3-61

 

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えん @名古屋市中川区・金山

2020年05月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名古屋の昔からのたこ焼きってどんなものだろう?。そんな疑問が沸いたのが、以前にこちら八熊通り沿いにあるたこ焼き屋「えん」の前を通りかかって”名古屋伝統の味・醤油味のたこやき”という看板文字を見かけた時。今まで色んな店でたこ焼きを食べていると思うが、それが名古屋式なのかどうかというのは考えたこともなかった。確かに名古屋に限らず東海地方では醤油味のたこ焼きをよく見かけるような気もするし、そうでないような気も…。そもそも我が家は母方が大阪なので根本が違うだろうし、自分が小さい頃から周りでもソース味のたこ焼きは当たり前だったので東海地方のそれを意識して食べたことは無かった。最近ではどの店も色々な味を用意するのが当たり前になったし、あまつさえ黙っていてもマヨネーズをかける店が多くなった(あれは本当に困る…)。

バイクを停めて店へ。駐車場は裏に1台分あるらしいが、表の道路は歩道も含めて広いので、道路脇に車を停める客がほとんどだ。にしても次から次へと車が停まる人気ぶり。たこ焼きの他にも「お好み焼き」「焼きそば」「たません(※)」などがあるようだ。すぐにいただくつもりだったので「たこやき・6個」をお願いした。個数は自由に選べるようなので小さい子供でも好きに買えるだろう(自分の後に来た客は何十個と買っていく客ばかりだったが)。

※鉄板で焼いた玉子を大きなえびせんべいで挟んだ、この地方の駄菓子屋や祭り屋台で食べられる軽食

出来上がった「たこやき」は小さめの透明パックにつまようじと共に入っている。バイクに戻ってすぐに熱々を食べ始めた。こちらの生地には刻んだキャベツが入っている。中には大きめのタコ。生地はしっかりと出汁が効いていてそれだけでも旨いだろうが、焦げた醤油の風味もあってそれがまた旨い。相変わらず火傷をしそうになりながら一気に6個食べ終えた。こちらの「お好み焼き」はどんなタイプのものだろう。気になったので次はそれと「たません」も。(勘定は¥330)

 

たこやき えん

愛知県名古屋市中川区八熊1-10-8

 

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朝日屋 @名古屋市熱田区・日比野

2020年03月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

日比野の交差点近くにある食堂「朝日屋」。名古屋市中央卸売市場から近いこともあって、平日は朝の早い時間から夜まで通しで営業している。そんな場所なのに日曜日も昼過ぎまでは営業しているのが嬉しい。訪れたのは昼少し遅い時間だったが、もちろん通しなので問題なし。それどころか店内は4組6人も先客が居て盛況だった。店は家族で賄っていらっしゃるようで、主人が給仕、若い衆が厨房に入っていた。定食、丼物、麺類、単品と何でもあるし酒も置いてある。運転があるので酒は我慢したが、朝からここに来て呑んでみたいなァ。「とん汁定食」が気になったが、結局選んだのは「かつ丼」(←またか)。さて、市場に近い食堂のカツ丼はどんなものか。

しばらくして運ばれた「かつ丼」には味噌汁とポテサラ、漬物が付いている。「かつ丼」は揚げたかつの上からとじた玉子がのる”後のせタイプ”。他の地方では知らないが、この東海地方の麺類食堂ではわりと多いタイプのカツ丼だ。とじ玉子には玉ねぎも入っていない。薄めのかつは細くカットされて盛られている。つゆの味付けはかなり甘め。サクッとした歯応えの残ったかつと、甘いつゆを纏ったとじ玉子を一緒に持ち上げていただいていく。つゆが甘いので、漬物やゆるめのポテサラがいい感じのアクセントに。ただ豆腐とわかめの入った赤だしはかなり塩っ辛く、飲み切るのに難儀した。次は朝に来て単品で酒かビールをやり、締めにオムライスかきしめんか。いや最初から「朝食」でもいいナ(←妄想中)。(勘定は¥800)

 


 

↓ 店から江川線を北上し山王を越え、交わる大須通り沿いにある「むすび庵」(建築詳細不明)。元は何の商店だったかは知らないが、素晴らしい装飾のある看板建築。両脇にあっただろう建物の加減か左右で厚みが違う。

 

 

 

↓ 「松重閘門」の、都心環状線を挟んだ東側に建つ尖塔(昭和7年・1932・建造)。当時の建物独特の重厚さが冬の青い空に映える。

 

  

 


 

食事処 朝日屋

愛知県名古屋市熱田区西郊通2-18

 

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ステーキのあさくま 八熊店 @愛知県中川区・日比野

2020年02月23日 | 名古屋(熱田区・中川区)

久しぶりに家族が揃ったが、女性陣は買物、男性陣はそれぞれの用事で別れ、結局再集合したのはもう暗くなってから。どこかでメシを喰って散会しようと決定。アクセスが良く駐車場があるところということで選んだのは尾頭橋の南、名古屋高速高架沿いにある「ステーキのあさくま八熊店」。車を停めて店舗の2階に上がると待ちがあった。自分は並んで待つのが苦手なので他所にしようと提言したが、家族には15分くらいだからと説得された(←オヤジの扱いには慣れている)。よく見ると席は沢山空いているのだが、客を上手く回せていない様子だ。

やっと呼ばれて席に着いて注文用の卓上ボタンを押しても反応なし(テーブル番号は表示されている)。振り返ると店員はこちらを見ているのに誰も来ない(怒)。まぁまぁと家族になだめられていると(←オヤジの扱いには慣れている)、3回テーブル番号の点灯をスルーされた後、やっと店員が注文を取りに来た。飲食店のバイト内部事情に詳しい娘によると、向こうで棒立ちしている店員はお運びしか権限を任されていない新入りで、使える(=出来る)店員の数が限られているから回せていないのだろうと冷静な答え。なるほど、人材不足とはいうが大変なんだネ…。

それはさておき、それぞれが好きな肉料理を注文し、サラダ・バーの食材を取りに席を立つ(←これも大の苦手)。聞いてはいたが、野菜やフルーツの他に、カレーあり、アイスあり、たい焼きあり、ワッフルあり(←自分で焼く)と凄い物量。オッサンの自分はもう取らないが、若い時分だったら片っ端から食べただろうなァ。自分は少量の生野菜とコーンスープを取って席に戻り、運転は嫁に任せることにして瓶ビール(キリンクラシック中瓶)をいただく。

最近でこそ利用しないものの、何を隠そう自分の幼少のみぎりの一大外食イベントは誕生日の「あさくま」だった(誕生日だけはリクエストが聞いてもらえた)。昔は店舗が少なく、わざわざ車を出して近隣の市まで出かけたっけ。そこで食べたあの”ドレッシング”と”コーンスープ”の旨さの衝撃ったらなかった(まだ市販前)。どちらもオリジナルで、特にドレッシングでああいう味は他に無かったと思う。そんな幼児体験があるのでここでもあのドレッシングしか使えない。久々に食べたドレッシングはやはり旨い。スープはこんなに甘かったっけ。クルトンも無いんだね…、残念。

自分の頼んだ「サーロインステーキ(150g)」ももちろんオリジナル・ステーキソースで。グレーヴィー・ボートに入ったソースを肉にかけると、鉄板がジューッと音を立てる。コレコレ、これも久しぶりだなァ。思ったよりも醤油辛いがこれでモリモリ飯を喰っていたんだろう。今は代わりに息子が平皿にてんこ盛りで3杯お代わりしている。娘もサラダを中心に綺麗に平らげた。嫁は最初量を抑えていたが、結局デザートの誘惑に勝てず、クロワッサンにソフトクリームを添え、某店の○○ノワールの贋作を食べていた(笑)。久しぶりに家族揃った楽しい夕餉。(勘定は¥11,000程)

 

 


 

↓ 店の近くで見つけたアパート「柳川荘」(建築詳細不明)。どうということのない古いアパートなのだが、階段周りの造りが妙に凝っていて雰囲気がある。まるで近代の擬洋風建築を見ているよう。もう住人は居ないようだ。

 

  

 


 

ステーキのあさくま 八熊店

愛知県名古屋市中川区柳川町20-16

 

( 名古屋 なごや やぐま あさくま あさくま八熊店 ステーキ ハンバーグ あさくまドレッシング サラダバー ブッフェ ファミリーレストラン 近代建築 )

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OXO アスナル金山店 @名古屋市熱田区・金山

2020年02月17日 | 名古屋(熱田区・中川区)

知人と仕事上のお付き合いに出席。お開きになってもう帰るだけだったので、せっかくだからちょっと呑んでいこうと金山駅へ。といってもまだ陽は高いので呑める店はそう多くない。楽なので駅に隣接した商業施設内のブリティッシュ・パブ「OXO(オクゾ)」にしようとドアを開けた。昼はとうに過ぎているので誰も居ないかと思いきや、年配の女性グループが”女子会”(笑)の最中。なるほど、こういう店だと飲物だけでも構わないし、フードもあるから使い易いよネ。キャッシュ・オン・デリバリー方式なのでカウンターでギネスの「ブラック&タン」という黒ビールとペール・エールのミックスを1パイント注文。つまみには「揚げたてポテトチップス」と「新鮮野菜スティック」を。

席について「お疲れ様でした。」と乾杯。あーだこーだと仕事の話もちょっとだけしながら冷たいビールを流し込む。サーバーから注がれたものだからか炭酸が強くなくて吞み口が軽く、水のように568mlが消えていく(水をそれだけ飲めと言われても飲めないが・笑)。「野菜スティック」は塩かマヨネーズで。後から来た「ポテトチップス」はかなり塩が強めでちょっといただけない。それだけでは塩辛いので「ワイルドターキー・8年」をソーダで割ってもらって呑みながら少しつまむ。2人ともちょっといい気分になったところで寒い外に出た。(勘定失念)

OXO アスナル金山店

愛知県名古屋市中区金山1-17-1 アスナル金山 2F

 

( 名古屋 なごや 金山 かなやま 金山総合駅 アスナル金山 オクゾ パブ Pub ブリティッシュ・パブ ビール 生ビール Guinness バー BAR 酒場 居酒屋 )

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