ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

かぎや @名古屋市中川区・尾頭橋

2022年12月18日 | 名古屋(熱田区・中川区)

金山駅の西、尾頭橋付近はJRAの施設があるため昼間でも酒が呑める店がちらほら。その施設のすぐ隣にある食堂があるのだが、たまたまなのか、それとも以前から店を閉めているのか、いつもシャッターが降りている。場所的にはお馬さん関係者には絶好の場所なのにな。この日もそちらを覗いてみたがやはりシャッターは降りたまま。そこで遠くないここ「かぎや」に入ってみることに。店の様子からいくとそんなに古くからある店ではなさそう。店に入ると女将さんが1人。もちろんここでもテレビには競馬中継が映し出されている。テーブル席に腰掛け「日本酒」をお願いした。つまみは「ネギマ」を。酒は小皿で受けたコップになみなみと注いでくれる。銘柄までは分からなかったが少し色付いている。

新聞を片手に勉強熱心な他の客を眺めながら(笑)コップの酒をグイッと。串焼きはよくある平べったい形のものが2本。塩胡椒のみで味付けされている。「牛すじ大根」を追加。細かいスジ肉、大根と丸いこんにゃくが入っていて、澄んだつゆで煮込まれている。輪切りの唐辛子が沢山入っていて辛みがしっかり。味付けも良く、旨い。こちら酒肴は多くないが、定食や鉄板焼きなんかもあって色んな使い方が出来そう。次は「焼きそば」か「お好み焼き」でも焼いてもらってビールをやろうかな。(勘定は¥1,200程)

 


 

↓ 店の近くを歩いていて何となく気になったかつて喫茶店だった建物(建築詳細不明)。明かり採りの木枠の窓や両開きの入口扉など、これぞ昭和の喫茶店といった外観。中がどんなだったか見てみたくなった。

 

 


 

 

かぎや

愛知県名古屋市中川区尾頭橋1-1-35 シティコーポ尾頭橋1号館 1F

 

( 尾頭橋 おとうばし 居酒屋 昼飲み 昼呑み 競馬 JRA ウインズ名古屋 喫茶 近代建築 )

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但馬 @名古屋市中川区・尾頭橋

2022年11月17日 | 名古屋(熱田区・中川区)

以前から寄ってみたかった尾頭橋のステーキハウス「但馬」。昼の時間に店に入るとすでに先客が3組。休日だったし、場所柄か地元の家族連れ客が多いようだ。鉄板の前には高齢の主人。他に女性店員が1人。1人だと告げ、カウンター席に腰掛けた。メニューを眺めるとランチでは各種のセットや「但馬セット」なるものがあるよう。牛肉が食べたかったので「牛ロースステーキセット」をお願いした。主人は先客の注文を慣れた手つきで淡々とこなしている。さほど待つことなく自分のものと思われる肉が鉄板に置かれて調理が始まった。その所作を眺める。基本的な味付けは塩と胡椒。特製のソースは容器から注いでいる。

和風ドレッシングがかかった野菜サラダと、ごはん、味噌汁、漬物が用意され、しばらくして「牛ロースステーキセット」が完成。大きな平皿にステーキが置かれ、脇には人参といんげんの付け合わせ。箸でいただく。ロース肉はランチなので大きくはないがいい匂いを立ち上げている。塩胡椒の下味は強め。特に挽いた胡椒が多めに振られている。これは好みが分かれるだろうナ。特製のソースは醤油ベースのもの。やや甘味と酸味があり、玉ねぎとかが使ってあるだろうか。ごはんが進む味付け。目の前で焼いてもらった肉は旨いなァ。あっという間に全部平らげた。次はディナーでも寄ってみたい。(勘定は¥1,800)

 

ステーキハウス 但馬

愛知県名古屋市中川区尾頭橋2-14-1

 

( 名古屋 なごや おとうばし たじま ステーキ ビーフステーキ 鉄板焼 洋食 ランチ )

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萬季 @名古屋市中川区・尾頭橋

2022年11月10日 | 名古屋(熱田区・中川区)

この日は祝日。たまの休みなので早い時間から呑んでやろうと金山駅へ。駅ホームにある目当ての店に行くと…閉まっている。早過ぎたかと切りのいい時間にもう一度訪れても開く気配がない。あれ?営業止めちゃったのかな。仕方なしに駅から出て尾頭橋方面へ。こちら方面へ歩いて行くと路上はいつものようにオジサン達が多くなっていく。そう、こちらお馬さん関連の建物があるのでそっちに用事のある方や警備員が大勢外に出ているのだ。途中でまだ早い時間だが開いている店を発見。朝ごはん代わり(笑)に入ってみることに。それがこちら中国料理の「萬季」。入口に”競馬中継全レース放映中”と大書きしてある(写真下左)。さすがにまだ先客は無し。店内には赤いテーブルが沢山。小上がりもあるが全て少人数用。大画面のテレビが2つもあって、どちらも競馬中継中。それに挟まれサラウンドのような効果が(笑)。朝から大瓶は持て余すかなと主人に「中ジョッキ」と「餃子」をお願いした。

朝っぱらからビールをやらかす。この日は晴天でいい気候だったのでビールも旨い。「餃子」は綺麗な焼き目がついているものが7個。もちろんビールとやればいい感じ。でもやっぱり中ジョッキだと3口で終わってしまうなァ。ということで「炒青菜」をほうれん草でお願いし、「ウイスキー・シングル・サントリー角」を追加する。”シングル”っていう言い方もなんか懐かしい。ウイスキーは丸氷で出てきた。ちょっと嬉しい。青菜の炒め物は銘入りの平皿で出てきた。ニンニクの効いたしっかり濃いめの味付け。中華料理屋で食べると何故か美味しいよね。賭け事はしないが馬が走っているのを観るのは好き。なので馬券は買わないが実は時々競馬場に行ったりもする。テレビを観ながら平らげて勘定してもらい、まだ昼にもなっていない外に出て次の店を探した。(勘定は¥2,100)

 

中国料理 萬季

愛知県名古屋市中川区尾頭橋1-6-7

 

( 名古屋 なごや 尾頭橋 おとうばし 金山 かなやま まき ギョウザ ギョーザ ぎょうざ 青菜炒め 昼飲み 朝酒 JRA 場外馬券売り場 ウインズ )

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パティスリー・プレール @名古屋市中川区・高畑

2022年11月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

娘の買物に付き合った際に、ケーキ屋に行きたいというので目当ての店まで行くと臨時休業。さてどうしようかとその場で検索して向かったのは中川区の高畑と中島の間あたりにある「パティスリー・プレール」。後から知ったが先日2人で行った洋食屋「プチグリルサトー」のすぐ近くだった。看板に”depuis 2001”とあるので2001年の創業だろう。店にはイートイン・スペースもあるようだが、コロナ禍第7波の真っ最中だったので休んでいるようだ。ショーケースや棚には生ケーキや焼菓子がずらり。店内に立っている女性店員だけでも数名居るところをみるとかなり人気のようだ。購入したのはケーキを5点と、なぜか娘が取引先に持っていくという贈答用の焼菓子詰め合わせ(←俺が払うのか!苦笑)。

帰ってから自分がいただいたのは、たしか「クレメ・ダンジュ」というチーズ・ケーキ(名前は不正確かも)。陶器のカップに入っていて布?で巻かれているという凝った品で、中には白いふわふわのチーズ・クリーム。下には木苺のソースとスポンジ台というもの。濃いコーヒーを淹れていただく。チーズ・ケーキとしては珍しい食感で、優しい酸味と木苺のソースがよく合って旨かった。妻と娘は「いちぢくのタルト」やマンゴーを使ったケーキ、苺のムースなんかを食べていた(はず)。また何かの機会があったら寄ってみよう。(勘定は¥5,000程)

 

PATISSERIE PLAIRE (パティスリー プレール)

愛知県名古屋市中川区草平町1-7

 

( 名古屋 なごや ケーキ 洋菓子 焼菓子 パティスリー 喫茶 テイクアウト 持ち帰り )

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プチグリルサトー @名古屋市中川区・高畑

2022年10月24日 | 名古屋(熱田区・中川区)

娘の買物に付き合った後、家に送って行くついでに一緒に夕食を摂ることに。希望を訊いても「何でも食べる」と言うので前から入ってみたかった中川区の洋食屋「プチグリルサトー」へ行くことに。堀川と中川運河を越えて店に辿り着いた。少し離れた駐車場に車を停めて店に向かう。ドアを開けて中に入ると夜の営業時間が始まったばかりとあって先客はまだ無し。そこそこ年季の入った店内でご高齢の夫婦が暖かく迎えて下さった。カウンター席に腰掛けようとすると「テーブルでもいいよ。」との事だったので、お言葉に甘えて6人掛けのテーブルに座らせてもらう。女将さんはメニューを眺めている自分たちに色々と声を掛けて下さる。自分は駐車場から歩いてくる時に外看板にあった「クリームとんかつ」に決めていたが、娘も同調し2人とも「クリームとんかつ定食」をお願いした。ソースはデミソースもあったが「最初ならとんかつソースで。」という女将さんの言に従ってそうする。コックコートを着た主人の調理が始まった。

女将さんが先にご飯と味噌汁と漬物(たくあん)を運んでくださった。最初から男性と女性でご飯の量を変えているが、女将さん自身も「変やけどねー。」と今の時代に合わないかもとは感じていらっしゃる様子。もちろんご夫婦の心遣いなのだが。間もなく「クリームとんかつ」も登場。「熱いからねー、最初のひと切れはご飯の上ののせるといいよ。」とは女将さんの弁。白い平皿にクリームとんかつと付け合わせの千切りキャベツ、トマト、きゅうり、ポテサラがのっている。とんかつソースのかかったそれを箸で取り、指示通りご飯の上で一呼吸置いて熱々を口に入れる。メニューには”とんかつの中にクリームコロッケが隠れた”とあったが、クリームコロッケのタネを豚の薄切り肉で包んで衣を付けて揚げてあるのかな。中からとろっとしたベシャメルソースが出てくる。うん、旨い。これはありそうで無かったナ。ご飯の調子だけが今ひとつだったが、味噌汁とたくあんを挟みつつ平らげた。自分と同じく食べるのが早い娘もそう遅れずに綺麗に完食。既に後客が何組も入って来たので勘定してもらうと、女将さんは最後まで「わざわざ来てくださって。」などと声を掛けて下さる。まだ色々な組み合わせの定食で食べてみたい品が沢山。「冷たいポテトスープ」(6~8月のみ)を頼むのを忘れてしまったのでそちらもいただきたい。(→娘はすでに友人と再訪したとのこと)。(勘定は¥2,100)

 

プチ・グリルサトー

愛知県名古屋市中川区荒中町257

 

( 名古屋 なごや 荒子 中島 プチグリル・サトー 洋食 洋食店 フライ物 定食 クリームコロッケ クリームトンカツ )

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I.C メイツ @名古屋市熱田区・熱田神宮

2022年03月12日 | 名古屋(熱田区・中川区)

ある晴れた寒い日、自転車で走り回った後に熱田神宮の近くにある喫茶店「I.C メイツ」で休憩。午後3時を回っていたので「4時までですけどよろしいですか?」と訊かれるが、長居しないので問題なし。店は高齢のご夫婦でやっていらっしゃる。創業はいつ頃か知らないが、店内でライヴも行ったりする文化人御用達の店なのだそうだ。半端な時間とあって先客は1人。テーブル席に腰掛けてメニューを眺める。外看板にもあったヨーグルトは、まだ一般的でなかった頃から出しているそうだが、そのメニュー名が”ロマンス”だの”ロストラブ”だのメルヘンチックなものが多い(笑)。いつもならコーヒーだが、乾燥注意報が出ているような中を自転車で走ってヘトヘトだったので冷たいものが飲みたかった。そこで選んだのは「モカフロステッド」。

「モカフロステッド」は細長いグラスで提供された。チョコレートミルクのようなのがクラッシュアイスに注がれており、その上に生クリームが浮いている。甘くて冷たくて、乾いた喉と疲れた体には最高に旨い。こういうドリンクって一瞬で終わってしまうので、ストローを使ってゆっくりと啜り時間を潰した。次は是非コーヒーとヨーグルトのデザートを(合うかな?)。(勘定は¥550)

 

 


 

↓ JRと名鉄の線路が交わる近くにある「(株)名古屋製作所」(建築詳細不明)。金属加工の会社らしいが背の高い塔屋がある。玄関先など、社屋も造りがちょっと古めかしいのでひょっとして創業の昭和39年(1964)の建物だろうか。

 

 

 


 

ヨーグルトと珈琲の店 I.C メイツ

愛知県名古屋市熱田区神宮3-9-18 扇屋ビル

 

( 名古屋 なごや 熱田 あつた 熱田神宮 アイシー・メイツ アイシーメイツ I・Cメイツ I.Cメイツ I.C Mates ICメイツ 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲 近代建築 )

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とらや @名古屋市熱田区・六番町

2021年05月04日 | 名古屋(熱田区・中川区)

3階建ての建物でありながら、何となく懐かしさを覚えるような店構えが気になっていた六番町の「とらや」へ寄ってみた。佇まいからは歴史がありそうだけれど、創業年とかは分からず。幹線道路沿いで交通量が多い交差点付近なので、近くのコインパーキングに車を入れて店へ(←買いに寄る人は路上駐車してたけど…)。暖簾をくぐって中に入るとカウンターにテーブル席が3つ程。調理場は手前が「とらやき饅頭」(大判焼き)、奥が鉄板調理場になっていて、しっかりとビニールで仕切られている。調理をするのは主人とご高齢のお母さん。カウンター席に座り「お好み焼・いか玉子入り」をお願いした。「お好み焼」はこの1種類のみ。なぜか「焼そば」には普通に、”肉入り””いか入り””玉子入り”などがある。

混ぜ焼きだと思っていたけれど、調理を眺めていると重ね焼きタイプのお好み焼だった。平皿に盛られた「お好み焼」はヘラで8つ程にカットされている。上に塗られたソースはサラッとしたタイプで、別にソースと一味唐辛子が用意されている。あっさりとしていて旨い。結局他には何も足さず、そのまま全部いただいた。勘定してもらう際に「とらやき饅頭」も1つ追加して持ち帰る。こちらはいわゆる大判焼き。表面に”とら焼”の文字が押されている。少し経ってからいただいたのでちょっと温くなってしまっていたが、こちらも旨かった。次は「焼そば」をいただきに寄ってみよう。(勘定は、お好み焼¥300、とらやき饅頭¥90)

 

とらや

愛知県名古屋市熱田区六番2-1-29

 

( 名古屋 なごや 六番町 虎屋 おこのみやき お好み焼き 焼きそば やきそば 今川焼 大判焼 ぜんざい ところてん ソフトクリーム テイクアウト 持ち帰り )

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アーデン @名古屋市熱田区・六番町

2021年04月17日 | 名古屋(熱田区・中川区)

熱田区の地下鉄名港線、六番町駅近くの江川線沿いにある喫茶店「アーデン」へ。創業は昭和60年(1985)とのこと。以前も店を目指して来たことがあるのだが、なぜか裏道側に着いてしまい、駐車場が見当たらず他所へ行ってしまったことがある。何のことはない、表通りには広い駐車場があったのだった。というのもこちら同名のカルチャーセンター1階にある為、パッと見て喫茶店らしくない。”Music Saloon"とある通り、様々な楽器や絵画を教えているのだそう。店に入ると広いフロアーには低い革のソファーがゆったりと並んでいる。奥には大きなスピーカー(JBLBowers&Wilkinsだそう)とグランドピアノが。ライヴ・イベントなどもやっているらしい。ちょうど昼過ぎに着いたので食事をしている先客のカレーのいい匂いが漂っていた。「食事ですか?」と訊かれたが、生憎さっき食べたばかり。飲物のメニューを見せてもらう。紅茶の種類が多かったので珍しく「アッサムストレートティー」なるものを注文してみた。

大きな音で音楽を流す昔のジャズ喫茶をイメージしていたが、流れている音楽は控えめ。アーティストは誰か分からなかったがフリーキーなラッパのライヴ音源のレコード(多分)が流れている(大きな音で聴きたいなァ…)。

しばらくしてハリオのフレンチプレスで「アッサムストレートティー」が運ばれた。洒落たカップとソーサーで、マドレーヌが付いている。つまみを下げてカップに注いだ。紅茶のいい香りが漂う。普段はコーヒーばかりであまり紅茶は頼まないが、こうしてちゃんと淹れた紅茶はやっぱり旨い(種類までは分からないが)。フレンチプレスだとだんだん濃くなって風味(特に苦味)が変わってくるのもいい。ダウンライトの下でゆったりした革のソファーに身を委ねていると落ち着く。マドレーヌをつまみながらゆっくりと全部飲み干した。メニューにはクラシックの名曲の名を付けたというオリジナルの食事メニューが沢山あったので、今度は食事目当てで寄ってみよう。(勘定は¥440)

 

アーデン (Arden Music Saloon)

愛知県名古屋市熱田区西野町2-90

 

( 名古屋 なごや 六番町 喫茶 喫茶アーデン アーデン・ミュージック・サルーン 音楽喫茶 クラシック コーヒー 紅茶 ランチ 洋食 レオノーレ サンドイッチ )

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あお木 @名古屋市中川区・中島 (※閉店)

2021年04月14日 | 名古屋(熱田区・中川区)

今でこそ安定して低価格な食材として定着しているが、その昔はもうちょっと箔が付いていた鶏肉。その料理専門を謳う古い店をまだ時々目にする。こちら中川区中島にある「あお木」も”鳥料理”と名乗っている店。店はかつて多くあった2階が住居になった長屋の商店のひとつにある。青い暖簾をくぐって店の中に入ると、年季の入った店内はカウンター席と小上がり席が3つ程。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。外看板にもあったが、定食メニューの中から「網焼定食・3枚」をお願いした。主人の調理を女将さんがてきぱきとサポート。ロースターでじっくりと何度も漬け焼きされた鶏肉からもうもうと煙が上がっている。その匂いもご馳走。調理を待っている間に常連客が何人も入って来て、”いつもの”的に慣れた感じで注文を入れていた。

ご飯を少なめにお願いしたら「食欲無いの?」と笑いながら茶々を入れてくる気さくな主人。主人に向かって「控えてみえるんやないの。」と女将さん(←そもそも食欲が無かったらここには来ない・苦笑)。そして「網焼定食」が出来上がった。平皿の上には鶏の網焼きと大きな玉子焼き、千切りキャベツ、トマト、きゅうり、それにマイルドな味の自家製マヨネーズとたくあんが2切れ添えられている。これに味噌汁と蓋付きのお櫃型の椀に盛られたご飯。味付けはいわゆる照り焼きだが甘ったるくなく、焼けたタレが香ばしく、旨い。そりゃご飯が進むわ。隣の年配客が”5枚”って注文してるのも分かるなァ。何枚でもいけそう。あっと言う間に平らげた。次はどんなのか知らないが「風味揚定食」か「バター焼定食」あたりにしてみようかな。(勘定は¥950)

 

お食事処 鳥料理 あお木

愛知県名古屋市中川区中島新町2-309

※令和4年12月を以って閉店されました

 

( 名古屋 なごや あおき 青木 鶏料理 網焼き定食 あみやき あみ焼き あみやき定食 唐揚 からあげ 閉店 廃業 )

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たこ焼きマルゴメ電氣店 @名古屋市中川区・太平通

2021年03月26日 | 名古屋(熱田区・中川区)

近くの某中華料理店に寄ったらまだ13時半前なのに”研修”か何かで早仕舞いされてしまったので(←営業は通常14時までのはず)、この日の昼食はたこ焼きを買って食べることに。寄ったのは「たこやき・マルゴメ電氣店」という変わった名前の店。手作りの看板が目立つ店舗は野立橋商店街の角地にある。電気屋の看板がひっくり返っている所をみると以前は電気屋さんだったのかな。隣の駐車場に車を停め店先へ。店内でも食べられるようだったが、時間も押していたので持ち帰って車の中でいただくことに。「岩塩」なんてのもあったが、注文したのはやっぱり名古屋たこ焼きの定番「しょうゆ」。「マヨネーズとかつおはどうします?」と訊かれたので”かつお(節)”のみのせてもらった。

車に戻り、ハンドルを握る前に早速包みを開ける。経木の舟皿に盛られたたこ焼きは8個。玉は大きめで揚げ焼きっぽく外側がカリッと焼かれている。箸でいただく。作り置きのを渡されたのだが、タイミングが良かったのかまだしっかりと熱々。中はとろっとして生地の出汁加減も良く、旨い。看板によるとタコは熊本は上天草産の物だとか。風味が増すかと思ってのせてもらった鰹節だが、これなら無くても良かったかな。次は「岩塩」か「ねぎポン」味にしてみようか。(勘定は¥400)

たこ焼きマルゴメ電氣店

愛知県名古屋市中川区上脇町2-133

 

( 名古屋 なごや 荒子 マルゴメ電気 マルゴメ電気店 たこ焼 たこやき 持ち帰り テイクアウト 名古屋風たこ焼 )

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