The Sting / Original Motion Picture Soundtrack (1973)
ポール・ニューマン(Paul Newman)とロバート・レッドフォード(Robert Redford)主演の映画「スティング(The Sting)」のオリジナル・サウンドトラック。この映画を初めて見たのは小学校高学年くらいの時か。映画館だったかどうか思い出せないが、たぶん日曜洋画劇場とかのテレビ番組でだったと思う(※)。家族が洋画好きだったこともあって、小さい頃からよく映画を見せてもらったが、この頃に見た「大脱走」、「タワーリング・インフェルノ」、そしてこの映画などの印象は強烈だった。今でも大好きな映画だ。手に汗握る展開と、どんでん返し。胸のすく結末に、小さいながら喝采を送った。「スティング」は映画音楽としても強く印象に残っていて、20年代の設定にピッタリのラグタイム・ピアノがかっこいい。自分の娘がピアノを習っていた時分に課題曲がこのアルバムに収録されている「Entertainer」だったこともあったな(笑)。未だにこのサントラの収録曲がテレビ・コマーシャルに採用されたりするところをみると、自分のようにこの映画の魅力にとりつかれた同世代のディレクターが大勢いるに違いない。(※ 調べてみると初回TV放送は1980年の「水曜ロードショー」のようです)
市販されたVHSビデオ・テープはもちろんDVDも持っているが、サントラCDは持っていなかった。ブックオフの棚で見つけて迷わず購入。Scott Joplin作曲の収録曲は何度聴いても飽きることがない。サントラとしても大傑作。これの高音質盤とかデラックス・エディションとか出ても良さそうなのになァ(もう出ていたりして)。この記事を書くためにちょっと調べたら、このサントラのテイクと映画のテイクでは違っているものがあったり、映画では流れたがサントラには収録されていない曲があったりするそうなので、デラックス・エディションにはうってつけだと思うんだけれど…。
ブックオフにて購入(¥250)
- CD (1998/10/6)
- Disc: 1
- Format: CD, Soundtrack, Import
- Label: Mca