Blakroc / Blakroc (2009)
個人的にはとても待ち遠しい、4月に予定されているブラック・キーズ(The Black Keys)の来日公演。残念ながら東京2公演だけなので、わざわざ東京まで出掛けていかなければならない。世間的に盛り上がりがあるのかないのか全然分からないが、フェスで来日はあれど、単独での公演は初めてなので、今から気分が浮わついている(※)。そのブラック・キーズの2人がヒップ・ホップ・アーティストとの共同作業で作ったアルバムがこちらの「Blakroc」。
ヒップ・ホップというと、バックの音楽はサンプリングなどを駆使して楽器なしで作り出すイメージがあるが、このアルバムはちゃんとスタジオで演奏して作られたとのこと(そうでなきゃブラック・キーズと演る意味がないけど)。自分も最初に聴いた時は、音のやりとりだけで顔も合わせずに作ったのかな、と思っていたが、ちゃんと一緒にスタジオ入りして作られている(→HPでコラボの様子を見る事が出来ます)。参加しているヒップ・ホップの連中には全然詳しくないので、Q-Tip以外は誰が誰やらさっぱり知らないが、ブラック・キーズの2人が演奏するヘヴィーで泥臭いロックとの、単発での共演(たった11日間だとか)と考えると、完成度はなかなかのもの。その場で即興のライム(韻)をのせていくラッパーはさすが。ラップには言葉の壁があり、すんなりと自分の心に入ってこないのは残念だが、ネイティヴ、特に米語ネイティヴの白人ならこういう音楽や歌詞ををどう捉えるんだろう?
オークションにて購入(¥1,022)
- CD (2010/2/25)
- Disc: 1
- Format: Import
- Label: Blakroc
(※ この記事を書いた数日後、チケット購入先から無慈悲なメールが届いた。なんと公演中止だと…涙)