ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

甘泉堂総本店 @岐阜県岐阜市

2015年03月10日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

老舗が立ち並び、雰囲気のある短い通り、岐阜市の「美殿町商店街」。そちらにあるタイル貼りの立派なビルは和菓子の「甘泉堂総本店」。創業は明治12年(1879)とのこと。ビルの1階が店舗になっている。中に入るとガラスのショーケースに様々な和菓子が並んでいる。店内でお茶をいただくことも出来るようだ。長良川の鵜飼で有名な岐阜だから、和菓子屋では「鮎菓子」を置いている所が多いが、こちらの通年菓子も鮎菓子。この地方に住んでいると珍しい菓子ではないので、貰うことばかりで自分で買う事はほとんどないが、初めてのこちらではやはり鮎菓子を。

ふんわりとした皮の中に甘く味付けした求肥(餅粉)が入っている。餡こは入っていない。甘さは皮、求肥とも控えめで、どちらかというと皮のカステラ生地のきな粉のような香りの方が目立つくらい。あっさりしているのでいくつでも食べられそう。その楚々とした姿とは違い、和菓子を主張しないのでコーヒーでもいける。店に伺った時には一般的な和菓子屋であるような饅頭とか最中とかがあまり見当たらず、干菓子や栗きんとんなどが並んでいた。次は何を選んでみようかな。(勘定は¥1,500/箱程)

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甘泉堂総本店

岐阜県岐阜市美殿町46

 

( 岐阜 甘泉堂 かんせんどう 甘泉堂総本舗 鮎菓子 みとのまち 美殿町)

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