岐阜市の柳ヶ瀬近辺で酒を呑んでいてハシゴで寄ったのは焼鳥屋。「岐阜」という地の名付け親は信長らしいが、こちらは「家康」という店名。暖簾には葵の紋が入っている。柳ヶ瀬付近から寒中フラフラと散歩しながら店に到着。暖簾をくぐって中に入ると長いカウンター席があり、店の間口は広くない。すでに結構な人の入りで、僅かに空いていた一番手前のカウンター席に腰を下ろす。佇まいはあまり目立たないけれどすごく人気あるんだなァ。店はそこそこ年季が入っているように見えた。焼きの注文がたくさん入っているようで、煙といい匂いが漂っている。
まずは熱燗をお願いする。銘柄は看板通りなら菊川の「篝火」かな。熱々の飛び切り燗くらいの温度で出てきた。少し甘さを感じるクラシックな味わい。品書きを眺める。品数は多くないが、やはり焼鳥を注文。まずは「わかとり」と「きも」を。焼かれた串には濃いめのタレをくぐらせてある。特筆すべき肉質ではないものの、充分に旨い。串ののった平皿にはキャベツも添えてあるので、それもつまんで口をリフレッシュしつつ、次は「すなぎも」と「ねぎま」を追加。いい焼き加減。賑やかな店内の喧騒をBGMにゆっくりといただいた。最後は「つくね」を追加して、了。値付けも安いし、気に入った。後から知ったが、こちら刺身がいいそうだ(マグロの中落ちが名物とか)。次はそれから注文してみよう。(勘定は¥1,500程)
この後の記事はこちら
やき鳥 家康
岐阜県岐阜市羽根町15
( 岐阜 ぎふ いえやす 居酒屋 大衆酒場 焼鳥 焼き鳥 やきとり 鮪 マグロ まぐろ 中落ち なかおち 刺身 )