ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

早本 @名古屋市北区・黒川

2017年03月26日 | 名古屋(東区・北区)

遅い時間帯にわざわざ味噌煮込みうどんを食べに行こうなんて思いもしていなかったのだが、ある夜ふつうの時間に夕飯を食べそびれ、チェーン店以外の店が軒並み暖簾を仕舞った時間帯に、遅くまでやっている店で引っかかった金城町の「早本」へ(ラストオーダーは11時過ぎ)。創業年は分からないが、40年程経っていて現在2代目だとか。店の裏手にある駐車場に車を停め、表に回る。民芸風の意匠の店へ入ると、10時半過ぎという時間にも関わらず先客が。店内はテーブル席が2つと小上がり席が3つほど。小上がり席に腰を下ろし、品書きから「玉子」を注文。ちなみにこちら、うどんは全て味噌煮込みというから潔い(夏も?)。好みでニンニクを入れることが出来る。味噌煮込みうどんでニンニク入りって珍しい。この後に人に会う事は無かったので試しに入れてもらった。

しばらくしてグツグツと沸き立った土鍋ととん水が運ばれた。揚げと蒲鉾と葱が入っている。熱々のうどんとつゆをとん水に入れ口に運ぶ。思いのほか出汁感は強くなく、味噌の風味で喰わせるといった感じ。入れてもらったニンニクも味噌でマスキングされるのか、意外と強くない。手打ちだという麺は中太でもちもち。旨い。テーブルの上には大きな竹筒に入った一味唐辛子と七味唐辛子が置いてあったので、両方を使い分けながらいただいた。途中で玉子をすくい上げ、とん水の中で崩し、麺に絡ませる。いいねェ。この辺りでだんだんニンニクの香りが効いてきた。次は品書きの中で海老なんかよりも高い地位を与えられている「椎茸」を食べてみようか。(勘定は¥1,050)

純手打 味噌煮込みうどん 早本

愛知県名古屋市北区金城町2-34

 

( 黒川 くろかわ はやもと 味噌煮込み みそにこみ みそ煮込み 味噌煮込うどん にんにく 深夜営業 手打ち 手打 どんこ どんこ椎茸 )

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