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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Time Space : The Best Of / Stevie Nicks

2017年07月20日 | クラシック・ロック

Time Space : The Best Of / Stevie Nicks (1991)

”歌姫”なんてあだ名がついてサマになる人はあまり居ない。大抵が「ちょっと褒め過ぎ」な場合が多い(笑)。そんな中にあって、いくつになってもしっくりくるのがスティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)。そのコケティッシュな容姿はもちろん、酸いも甘いもくぐり抜けた経歴も含めてまさにロック界の歌姫。実は自分はフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)をほとんど聴いていないので、その時代より前の彼女はほとんど知らない。最初にグッときたのは多分、その昔テレビ朝日系列で放送された「USフェスティヴァル’83」だったと思う(洋楽のフェスが地上波のゴールデンタイムに放送される時代だったんだなァ…)。およそロックらしくないヒラヒラとしたお嬢様衣装の彼女が歌い始めると、その鼻にかかってドスの効いた歌声(ちょっと表現がイマイチか)に圧倒された。当時ヒットした曲「Stand Back」から入って、初ソロの名盤「Bella Donna」に遡り、ちょっとハードな歌唱が自分の中のマックのイメージと違ってとても気に入った。

ふと中古店で見つけたこの1991年に発売されたベスト盤は、オリジナル・アルバム未収録の3曲(1、9、14)を含む14曲入り。久しぶりに聴いた彼女の歌声はやっぱりイイ。唯一無二の個性。彼女の場合、歌だけでなく曲もほとんど自分で書いている。どっちかというとスローな曲は自分にとって退屈な部類だが、ハードな曲の方は彼女の歌声が引き立つような気がする。80年代の音は一世を風靡したキーボード、ヤマハDX7の音が”いかにも”だが、それが彼女の声に妙にハマっているように思うのは自分の青春時代の音だからだろうか。ついつい音だけでは飽き足らなくなって、プロモ映像のDVD付きの別のベスト盤に手を…。

中古店にて購入(¥500)

  • CD (1991/9/3)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Atlantic / Wea
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