ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

陶勝軒 @岐阜県多治見市

2018年05月17日 | 岐阜県(東濃・老舗)

人気の「モザイクタイルミュージアム」のある多治見市笠原町で入った和菓子屋「陶勝軒」。建物は新しいが昭和4年(1929)創業というから90年もの歴史がある。現在3代目だとか。店に入ると色々な菓子が並んでいる。古くからあるようなシンプルな和菓子から、洋風のカラフルな菓子までいろいろ揃っている。こちらも「いちご大福」を売っているが粒がとても大きく旨そうだった。この日選んだのはこちらの定番菓子とお見受けした「あののう」という菓子と、嫁へのお土産にモザイクタイルを模したクッキー「食べられるモザイクタイル(タイルクッキー)」。「あののう」には栗きんとん餡と抹茶餡があったので両方を、クッキーの方は色によって味が違い、包みにどの味(色)が多く入っているか書いてあったので(たしか)”一番人気”とあった”みかん多め”を購入した。

帰ってからお茶を淹れいただく。「あののう」とは方言で「あのねー」といった意味。こっち(東濃)ではよく使う言葉なのかな。包みを開けると厚みのある丸型で、皮に”あののう”と文字が浮き出ている。しっとりとした皮にしっかりとした栗の風味。まさに栗きんとんが包まれているといった感じ。抹茶の方はけっこう強めな風味。甘味も強めで栗きんとん味と好対照だった。「食べられるモザイクタイル」はモダンな包みの中にカラフルなクッキーが入っていて色鮮やか。色だけでなくゴマ・抹茶・ココア・きな粉・苺・レモン・みかん・ブルーベリーの8種類と、全部違う味。並べると可愛らしい。少し硬めの食感で美味しくいただいた。(勘定は¥800程)

  

 


 

 ↓ 近くで見つけた平屋の建物(建築詳細不明)。モザイクタイルによる装飾など新しく手が入っていて中には作業場が見えたので、何か(工房?)に使われているようだが用途は不明。

 

 


 

御菓子司 陶勝軒

岐阜県多治見市笠原町2127-1

 

( 多治見 たじみ 笠原町 とうしょうけん 和菓子 モザイクタイル 豆タイル モザイクタイルミュージアム )

コメント
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