ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Brace Yourself! : A Tribute To Otis Blackwell / Various Artists

2018年05月27日 | ポップス・オールディーズ

Brace Yourself! : A Tribute To Otis Blackwell / Various Artists (1994)

プリテンダーズ(The Pretenders)のクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)のファンなので、彼女の参加作品を調べていて見つけたオーティス・ブラックウェル(Otis Blackwell)のトリビュート盤。1994年に発売されているがその存在を全然知らなかった。オーティス・ブラックウェルといってもピンと来ない人が多いかもしれないが、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)をはじめとする多くの有名ミュージシャンの数々のヒット曲を書いたソングライター兼アーティスト。そんな重要人物でありながら、ここ日本ではもちろん本国アメリカでもあまり注目されることはなく不遇だったようだ。このトリビュート・アルバムがどういう経緯で企画されたのかは知らないが、何だかアートワークもパッっとしない。でも下のリストにあるように超の付く有名曲の作曲者なので影響を受けたアーティストは数知れず。参加アーティストの面子を見てもビックリするほど豪華な面々が揃っていて驚いた。

01 Graham Parker - Paralyzed
02 Chrissie Hynde & Chris Spedding - Hey Little Boy (Little Girl)
03 Paul Rodgers - Home In Your Heart
04 Frank Black & The Stax Pistols - Breathless
05 The Smithereens - Let's Talk About Us
06 Tom Verlaine - Fever
07 Joe Louis Walker - On That Power Line
08 Deborah Harry - Don't Be Cruel
09 Jon Spencer - All Shook Up
10 Frank Black - Handyman
11 Joe Ely / Sue Foley - Great Balls Of Fire
12 Ronnie Spector - Brace Yourself
13 Willie DeVille - Daddy Rolling Stone
14 Dave Edmunds - Return To Sender
15 Kris Kristofferson - All Shook Up

クリス・スペディング(Chris Spedding)が楽器で参加している曲が多いのでひょっとして彼が中心になったのかな。この他にもボウイ(David Bowie)やTレックス(T Rex)のプロデューサーとしても有名なトニー・ヴィスコンティ(Tony Visconti)や、スタックスの名ギタリスト、スティーヴ・クロッパー(steve Cropper)など錚々たるメンバーが参加している。ちなみに04の”The Stax Pistols”っていうのはスティーヴ・クロッパーと、セックス・ピストルズ(The Sex Pistols)のグレン・マトロック(Glen Matlock)が参加しているから洒落で付けられたバンド名だろう。日本盤が出ているかどうかは知らないが、なかなかの好盤。

amazonにて購入(¥440)

  • CD (1994/2/21)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Shanachie
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コルクのきまぐれ @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2018年05月27日 | 岐阜県(岐阜)

JR岐阜駅の北西、長住町にある「コルクのきまぐれ」。”ニュージーランドワインと地中海風料理”を謳うワイン・バー。人通りの少ないある日曜の午後に近辺を歩いていたら、店前に「日曜日の昼飲み支援!」なんて書いてあったもんだからつい扉に手をかけてしまった(笑)。正直、店名と若々しい佇まいからオッサンには不向きそうだナと思っていたのだが、店に入ると主人も若くなくて先客も居たのでひと安心。カウンター席に腰掛ける。洒落た感じの意匠からもう少し軽い感じの店かと思ったら、置いてあるワイングラス各種が本格的なものだったので、しっかりと拘りある店だろうと推測(そもそも”ニュージーランド”ワイン推しの時点でそうかも)。

オーストラリア・ワインの経験はあるがニュージーランドとなるとあまり覚えがないので、まずは主人に訊いて「Esk Valley」の白をグラスでもらう。品種はソーヴィニョン・ブランだったかな。青臭い香りもして”媚びていない”感じがなかなかイイ。次は赤「Hawke’s Bay」で品種はシラー。ボディ強め。香りもツンとくる押しがある。お通しでオリーブのアーリオ・オリオが出たのでつまみながら。旨いがワインをグラス毎に味わうには少し味付けが辛い。「本日の~」みたいなところにホタルイカと書いてあったので注文したらこれも同様の味付けだった(笑)。後から入ってきた常連女性客が注文したパスタの辛さを随分と気にしていたので、普段から主人の調理は辛めなんだろう。バゲットを切ってもらって口の中を中和。ついでに皿に残った辛いオイルも回収した。

最後は「Cooper's Creek」赤で品種はピノ・ノワールだったか(不確か)。しっかりとした渋みが感じられる。グラスの形状はどれも違っていたが、基本は大きめのボウルのボルドータイプ。どれも200mlぐらいはいっていただろうか。グラスでもしっかりとした量がうれしい。やっぱりいいグラスで呑むと違うなァなんて思いながら昼下がりの”ちょっと呑み”を楽しんだ。”飲み比べ”なんていう楽しそうなものもあるようなのでまた寄って(酔って?)みよう。(勘定は¥3,000程) ※酔っ払いなので記述したワインの産地品種には責任持てません

 


 

↓ JR岐阜駅横の「岐阜シティタワー43」に昇ってみた。この展望台まで来るのはここが開業した時以来。何だか建物内の店舗も賑わっているようには見えないが大丈夫かしらん。

 

 

 


 

 

コルクのきまぐれ

岐阜県岐阜市長住町7-2

 

( 岐阜 ぎふ 岐阜駅 コルクの気まぐれ ワイン ワインバー ランチ パスタ ニュージーランド産ワイン 昼飲み 昼のみ 閉店 廃業 )

コメント (2)
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