ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

キッチン・ダイシン @名古屋市千種区・今池

2018年05月25日 | 名古屋(千種区・守山区)

今池で夕食に立ち寄ったのは小さな洋食屋「ダイシン」。週3日のみの営業らしいのでなかなか入ることが出来なかった。店名のフォントも何となく洋食屋らしさいっぱい。店に入ってから知ったが創業して47年になるのだそうだ。間口の広くない店内に入るとテーブル席が奥に並んでいる。本棚には漫画が沢山並んでいてざっくばらんな雰囲気。大柄な年配の主人1人で賄っているようで忙しそう。アールデコ調のペンダントライトが下がった手前の席に腰を下ろす。メニューを眺めると気になる品が沢山。そこに「合ノ子」という代官町の「一正亭」で経験したような名前を見つけたので、それの単品とビールをお願いした。主人に「漬物はいいですか?」と言われたがどういう意味かは分からず…。

ビールを運んで来た主人は、「じゃ、これ食べとって。」と保温鍋を指差した。立って鍋の蓋を開けると、中には「タケノコとがんもの炊き合わせ」がたっぷり。これを自由に取ってつまみに食べていいとのことなのだ。「じゃ、いただきます。」と声を掛けると、奥から「いーよーっ!」と威勢のいい返事。もうこの辺りで完全にエネルギッシュで年齢不詳な主人のペース(笑)。”体力の限界を感じ”週3日の営業にしていると書いてあるメニューの記述が信じられなくなる(笑)。

しばらくして運ばれた「合ノ子」は大皿に車海老フライ、ハーフバーグ、ヒレカツ、帆立フライ、ウインナー、ポテサラ、グリーンサラダ、マカロニサラダとてんこ盛りのすごい内容。ハーフというハンバーグはどう見たって普通サイズ。軟らかいタイプでケチャップ寄りのソースがかかっている。海老フライはさすがに小さめなものの、帆立フライと一緒にタルタルソースでいただく。サラダにはフレンチドレッシング。この皿、洋食呑みには最高だ。他のテーブルに運ばれていく品々もどれも盛りがすごい。加えて主人は「お代わりしてよー。」と声をかけている。サービス精神の塊のような人だ。これでお茶もコーヒーもご自由にとポットに用意してあるんだから恐れ入る。今度はがっつりご飯を食べに来ようかな。(勘定は¥1,700程)

キッチン ダイシン

愛知県名古屋市千種区今池1-13-14

 

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