ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

山田餅本店 (2) @名古屋市瑞穂区・桜山

2020年03月30日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区 老舗)

久しぶりに名古屋市博物館向かいの「山田餅本店」へ。相変わらずのべつ幕なしに客が出入りする人気の店。名古屋で餅菓子を語る時にこの店は外せない。店に入ると端の方に搗いたばかりの柔かい餅が。正直餅菓子よりもそちらを買いたくなったが、自宅にはまだ正月用に餅屋で買った餅が冷凍庫に沢山残っているので断念。ショーケースの中から選んだのは「さくら大福」「うぐいす」「草餅」「桜餅」と春の定番商品ばかり3種2個づつ。相変わらずどれだけ雇っているんだか分からないくらい大勢の若い店員の娘さん達に告げて包んでもらう。

家に持ち帰って嫁と分けっこ。「さくら大福」は軟らかい皮にこし餡の大福餅。皮に練り込まれているのは桜の塩漬けかな。プンと香る特有の香りと口に残る独特の風味。旨い。「うぐいす」は綺麗なウグイス色をした粉を纏った皮につぶ餡の入ったもの。手でつまむと崩れてしまいそうになるくらい柔かい。明るい緑色をした皮が目に眩しい「草餅」は春らしく香りもたっぷり。あんこの量もたっぷり。「桜餅」はうるち米の粒感が残ったタイプ。包まれた塩漬けの葉っぱの酸味が効いている。さすがにどれも旨い。この店では季節ごとに沢山の種類の餅菓子が並ぶが、結局久しぶりに寄るといつも定番商品ばかり選んでしまい、全然他のものまで達しない。次こそは変わり種を…。(勘定は¥1,000程)

以前の記事はこちら

 


 

↓ 結構な雨が降っていたが、「城山八幡宮」近くの「昭和塾堂」(昭和3年・1928・建造)を再訪。以前は愛知学院大学のキャンパスとして利用されていたが2年程前から未使用状態に。雨樋も壊れたままで建物へのダメージが心配される。まさかこのまま放置とか…。

 

 

 

 

 

 


 

山田餅本店

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-18

 

( 名古屋 なごや 桜山 さくらやま 瑞穂通 山田餅 やまだもち やまだもち本店 和菓子 饅頭 まんじゅう 大福 いちご大福 近代建築 )

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