ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

クッキングハウスA @岐阜県多治見市

2020年03月16日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県多治見市での昼食に選んだのは宝町にある洋食屋「クッキングハウスA」。実はこの近くにあったラーメン屋「瀛客山(えいきゃくざん)」に向かったのだが、知らないうちに閉店廃業していたのでこちらに変更したのだった(あんなに流行っていた店なのになぜ…)。こちら「A」は19号線沿いにあるのだが国道には面しておらず、少し外れた川端にあるので知っていないとなかなか分からない場所にある。開店時間に店に向かうとパステルグリーンに塗られた建物の前に駐車場。入口の黒板には「おすすめランチ(日替わりランチ)」の内容が掲示されていた。店のマークに”SINCE 1984”とあったので昭和59年の創業なのだろう。中はカウンター席が少しとテーブル席。カウンター席に腰掛けメニューを見せてもらう。どう考えたって表にあった4品も付くという「おすすめランチ」が値打ちなのだろうが、品の中に初見の洋食屋で味わってみたいデミグラス・ソースを使ってあるだろうものが無かったので、”自家製デミグラスソース”と書いてあった「ミンチカツ定食」をお願いした。すぐに続々と後客が入ってきたが、「おすすめランチ」率100%(笑)。みんな異口同音に「ランチ!」と告げている。

厨房は見えないが、聞こえてくる音で想像しながら調理を待つ。しばらくして運ばれた「ミンチカツ定食」はライスと赤だし、漬物が付く(午前中に小さいとはいえ五平餅を5本も食べたのでライスは少なめでお願いした)。カツの平皿にはマカロニサラダと千切りキャベツが添えられている。大きなミンチカツはカットされ、デミグラスソースが手前半分くらいからたっぷりとかけられている。デミグラスソースはやや酸味もあって中濃ソースっぽい風味のもの。カツは牛肉と黒豚肉の合挽だそうで、ふわっとした口当たり。蓄えた肉汁とデミソースが相まって、旨い。次々とつまみ上げ、たっぷりとデミソースを纏わせていただいた。当然ライスは足りないがこの位にしておかないとナ…。他の客に運ばれていく「おすすめランチ」を横目で見ると、平皿におかずがてんこ盛り。ライスも平皿で結構な量だ。人気があるのも頷ける。次はやっぱり「おすすめランチ」か、それともメニューで気になった「ジャンボコロッケ定食」か。(勘定は¥1,070)

 

 


 

↓ 窯町の立派なお屋敷の敷地の中にちらっと見えたタイル壁の建物(建築詳細不明)。もちろん門扉まで行って覗くことは出来なかったが、玄関扉も年季が入っているようだった。三菱のマークの入った小さい看板が見えたので会社の事務所として使われていたようだ。

 

↓ 多治見に来る度に写真を撮ってしまう「みの周」(建築詳細不明)。この辺りの通りは随分とすっきりとした印象。それはそれで古い建物好きには心配の種でもあるのだが。

 

↓ 多治見駅方面のながせ通りに面した、かつての商店(建築詳細不明)。店頭に残る立派なショーケースには何が飾られていたんだろう。そういえばこの建物向かいの立ち呑み(角打ち)が出来た酒屋「大米屋酒店」は廃業してしまっていた。いつか入ってみたいと思っていたんだけどな…。

 

 

 


 

 

クッキングハウスA (Cooking House A)

岐阜県多治見市宝町1-49

 

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