ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

茂美志や支店 (2) @滋賀県長浜市

2020年05月06日 | 滋賀県

前回滋賀県の長浜市に来たのは去年の夏。その時には観光地として有名な「黒壁スクエア」近辺は人でごった返し、自転車で通り抜けることもままならない位だった。新型コロナウイルスの影響で大陸からの観光客が居なくなった長浜はどうなっているだろうかと寄ってみた。まだ世間では”不要不急な外出の自粛”なんて言っていなかった頃(訪問3月)とはいえ、通りが空いているのにびっくり。あの大行列で有名な親子丼の「鳥喜多」もまさかの行列無し(ただし営業時間内だったが早めに暖簾が仕舞われた)。歩いている人はまばらで、聞こえてくるのは日本語ばかりなのがちょっと新鮮。夕方だったので通し営業の店で軽く腹に入れてから帰路につこうと寄ったのは大通寺北の路地にある「茂美志屋支店」。店の前に自転車を停めて暖簾をくぐる。外れた時間とあって先客は無し。でも通し営業って嬉しいナ、やっぱり。テーブル席に腰を下ろし、振り返って壁に貼られた品書きを眺める。前回「焼めし」を頼んでいた人が多かったことを思い出した。もちろん「焼めし」を注文し、テレビを見ながら出来上がりを待つ。

しばらくして運ばれた「焼めし」は”もみじや支店”と平仮名で銘の入った平皿に平らに盛られている。真ん中に刻んだ紅生姜がちょこん。さっそくスプーンを入れていく。具材は青ネギと鶏肉。青ネギはやや長めのものも入っている。しっとりとして味付けは控えめ。それでもラードでも使っているだろうか、照りのあるごはん粒にはコクもあって物足りなさは微塵も無い。旨いなァ。コレコレ、こういうのがいいんだ。”チャーハン”ではなく「焼めし」という呼び方がぴったり。あっという間に平らげた。量は大したことないのでお代わりしたいくらい(笑)。次は丼物か「オムライス」を食べたいナ。(勘定は¥730)

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↓ 高月町東阿閉(ひがしあつじ)にある「東阿閉公民館」(昭和27年・1952・建造)。この地出身の「ヤンマーホールディングス株式会社」の創設者、山岡孫吉が寄付した建物だそう。田んぼの中の集落にこの尖塔のある特異な建物。知らずに見たらよもや公民館とは思うまい。

 

 

 


 

 

お食事処 茂美志屋支店 (茂美志や支店)

滋賀県長浜市神前町4-15

 

( 滋賀 しが 長浜 ながはま もみじや もみじや支店 茂美志゛や 大衆食堂 麺類食堂 うどん のっぺいうどん 近代建築 ヤンマー株式会社 )

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