名古屋の昔からのたこ焼きってどんなものだろう?。そんな疑問が沸いたのが、以前にこちら八熊通り沿いにあるたこ焼き屋「えん」の前を通りかかって”名古屋伝統の味・醤油味のたこやき”という看板文字を見かけた時。今まで色んな店でたこ焼きを食べていると思うが、それが名古屋式なのかどうかというのは考えたこともなかった。確かに名古屋に限らず東海地方では醤油味のたこ焼きをよく見かけるような気もするし、そうでないような気も…。そもそも我が家は母方が大阪なので根本が違うだろうし、自分が小さい頃から周りでもソース味のたこ焼きは当たり前だったので東海地方のそれを意識して食べたことは無かった。最近ではどの店も色々な味を用意するのが当たり前になったし、あまつさえ黙っていてもマヨネーズをかける店が多くなった(あれは本当に困る…)。
バイクを停めて店へ。駐車場は裏に1台分あるらしいが、表の道路は歩道も含めて広いので、道路脇に車を停める客がほとんどだ。にしても次から次へと車が停まる人気ぶり。たこ焼きの他にも「お好み焼き」「焼きそば」「たません(※)」などがあるようだ。すぐにいただくつもりだったので「たこやき・6個」をお願いした。個数は自由に選べるようなので小さい子供でも好きに買えるだろう(自分の後に来た客は何十個と買っていく客ばかりだったが)。
※鉄板で焼いた玉子を大きなえびせんべいで挟んだ、この地方の駄菓子屋や祭り屋台で食べられる軽食
出来上がった「たこやき」は小さめの透明パックにつまようじと共に入っている。バイクに戻ってすぐに熱々を食べ始めた。こちらの生地には刻んだキャベツが入っている。中には大きめのタコ。生地はしっかりと出汁が効いていてそれだけでも旨いだろうが、焦げた醤油の風味もあってそれがまた旨い。相変わらず火傷をしそうになりながら一気に6個食べ終えた。こちらの「お好み焼き」はどんなタイプのものだろう。気になったので次はそれと「たません」も。(勘定は¥330)
たこやき えん
愛知県名古屋市中川区八熊1-10-8
( 名古屋 なごや やぐまどおり たこやき たこ焼 おこのみやき お好み焼 やきそば 焼きそば 玉せん テイクアウト 持ち帰り 名古屋風たこ焼き しょう油味 )