ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

外道 LIVE / 外道

2023年06月24日 | ロック(日本)

外道 LIVE / 外道 (2018)

加納秀人率いる「外道」のライヴ盤2枚組。バンドは1973年結成。このライヴ盤には1976年の日比谷野音での解散コンサートなどが収録されている。たった3年間しか活動していなかったのか。自分はバンド名こそ随分前から知っていたものの、リアル・タイムではもちろん、なかなか実際の音をしっかり聴く機会は無く、音楽誌の記事を読んだり色々なコンピ盤に収録されていたのを数曲聴いた程度。それでもずっと気になっていたので唐突に買ってみた次第。

もちろん70年代前半といえばハードロック、グラムロックの波が日本にもやって来ていた頃。自分はいつも思うのだが、今と違って海外から伝わってくる情報や音が格段に少ない当時にあって、日本のトップ・バンドがほとんどタイムラグを感じさせないサウンドを奏でていることに驚愕する。ギターの奏法ひとつとっても、どのアーティストだったかが雑誌で「クラプトンがチョーキングしている映像を見て、ああやって演っているんだと初めて知った。」なんてインタビューで答えていたのを思い出す。ただそんなレベルにあって、出てくる音は本場顔負けの迫力があったりするのが凄い。

この外道のライヴを聴いてもそんなことを感じた。加納のハードなギターの音は目茶苦茶かっこいいし、しっかりとブルーズを基本としたロックンロールで、日本語も無理なく馴染んでいて今聴いても古さを感じさせない(さすがに高音質とは言えないが)。当時彼らは暴走族に人気だったということだがどういう経緯でそうなったのか。映像がどの程度残っているのか知らないが、ジャケット写真のように怪しい化粧をして着物を羽織ってギターを弾く加納はカッコよかっただろうなァ。

ネット・ショップにて購入(¥780)

  • Label ‏ : ‎ ユニバーサル ミュージック
  • ASIN ‏ : ‎ B07BZBZ169
  • Disc ‏ : ‎ 2
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与志屋老舗 @岐阜県岐阜市 (2)

2023年06月24日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

市バスに乗って岐阜市黒野にある和菓子の「与志屋老舗」へ。創業は江戸時代後期だとのこと。現在は8代目だと伺ったことがある。以前こちらの名物の「志ら玉餅」目当てで入ったことがあるが、その時は時季を外していて買えなかった。この日は店先にしっかりと「志ら玉餅」と書かれた紙が貼られていたのを確認。出ていらしたのは以前と同じ当代主人と思しき若い方。「志ら玉餅」には白、よもぎ、にっきの3種があった。お願いしたのは白とよもぎを2つづつ。

家に持ち帰っていつものように妻と分けっこ。皮は艶と張りがあってプルンとしている。まさに白玉。表面に白く細かい粒が付いているのは何だろう。中はつぶ餡。弾力のある口当たりで、割合にあっさりとした甘さ。旨い。よもぎの方にも表面には白い粒が付いている。こちらの方がより餡と馴染んでいる気がするが、少し時間を置いてからいただいたからだろうか。(勘定は¥600)

以前の記事はこちら (1

  

与志屋老舗

岐阜県岐阜市黒野389

 

( 岐阜 ぎふ 黒野 くろの よしや 与志屋 よしやろうほ よしやしにせ 和菓子 しらたまもち しらたま餅 ねりきり まんじゅう )

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