ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Gizmodrome / Gizmodrome

2023年07月27日 | クラシック・ロック

Gizmodrome / Gizmodrome (2017)

2017年に突如アルバムを発表したエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)とスチュワート・コープランド(Stewart Copeland)らが結成したバンド「ギズモドローム」(Gizmodrome)。かねてから活動を共にしていたとは聞いたことがないが、クリムゾン(King Crimson)やトーキング・ヘッズ(Talking Heads)で活躍したブリューと、元ポリス(The Police)のコープランド、それにレヴェル42(Level 42・懐かしい…)のマーク・キング(Mark King)、イタリアの元Premiata Forneria Marconi(PFM)のメンバー、ヴィットリオ・コスマ(Vittorio Cosma)の4名。有名どころばかりなので最近では珍しく、”スーパー・グループ”とも称された。後にはこの面子で行ったライヴ盤も発売されている。アルバム発売当初はともかく、最近は一時入手困難になっていたりしたが、やっと購入してみた。

メンバーは凄テクばかりなので難解な、それこそクリムゾンのような緻密な音楽を奏でるかと思いきや、あっけらかんと明るめのロックでビックリ。レゲエっぽいリズムの曲があったりもして多彩。コスマのことはよく知らないが、ヴォーカルはコープランドがメインのよう。でも他の誰もがリードをとれる面々。ただ意外だったがブリューのリード・ヴォーカル曲はなし(と思う)。曲のほとんどはコープランドが中心となって書かれたようだ(ライヴではポリスのカヴァーも演っていたらしい)。PVとかを見るとオジサン達が集まって楽しくやってる感がいっぱい(笑)。特に根が明るいコープランドは久々にフロントに出て来て元気いっぱいという感じ。所々に各メンバーがそれぞれお得意の楽器演奏を披露するようなパートもあって、肩肘張らずに聴けるアルバムだった。ライヴも聴いてみようかな。

ネット・ショップにて購入(¥854)

  • Label‏ : ‎ Earmusic
  • ASIN ‏ : ‎ B071G4SKLG
  • Disc ‏ : ‎ 1
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ウオコー @愛知県瀬戸市

2023年07月27日 | 愛知県(尾張)

バイクで瀬戸市へ行った際、目的地への時間合わせに立ち寄ったのは五位塚町の「ウオコー」。坂の途中にある建物には明らかに手書きの派手な看板が目立っている。最初は”カスタードショップ”と書いてあるのを見て”?”となったが、一度バイクで通り過ぎた時に主人らしき高齢の男性がトレイに山ほどのカップ(たぶんプリン)をのせて外に出てきたのを見かけた。時間合わせに戻って来て店先にバイクを停め中へ。中には高齢の主人が1人だけ。店内はかなり雑多な感じで、小上がりやカウンター席もあるが実働しているのはテーブル3つくらいか。壁には訪れた有名人の色紙が沢山貼ってあった。ショーケースの中には色々な種類のプリンが冷やしてある。”60年の味”とあったから、1960年代ぐらいの創業だろうか。メニューからお願いしたのはシンプルな「カスタードプリン」と「ホットコーヒー」。

コーヒーは喫茶店でよく見かける”鍋コーヒー”のようで、主人が雪平鍋で温め直したコーヒーをカップに注いでいる。そして脚付きの器に盛られた「カスタードプリン」と共に供された。プリンは典型的なカスタードプリン。滑らかな舌触りで旨い。一時流行った滑らかなプリンと比べればやや硬めではあるが、昨今流行っている”レトロプリン”のようにあざとい硬さはなく、ごく普通。コーヒーとプリンの組み合わせは大好物なのだが、鍋コーヒーは香りも味も飛んでしまっていてちょっと残念。でも甘いもので休憩させてもらったのでヨシ。(勘定は¥670)

 

カスタードショップ ウオコー

愛知県瀬戸市五位塚町11-59

 

( 瀬戸 せと ウオコー カスタードプリン プリン 喫茶 喫茶店 )

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