ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Nocturnal Koreans / Wire

2023年07月09日 | パンク・ニューウェーヴ

Nocturnal Koreans / Wire (2016)

2016年に発売されたワイヤー(Wire)の15枚目のオリジナル・アルバム。若いギタリスト(Matthew Simms)が参加してからコンスタントにアルバムをリリースし続けるワイヤー。こちらは何でも2015年にリリースされたセルフ・タイトルのアルバム「Wire」の為に録音された楽曲が中心なのだとか。8曲収録で30分に満たないミニ・アルバムという位置づけ。「Wire」から漏れてしまったがお蔵入りさせるには惜しいといった感じだろうか。アルバム・タイトルの「夜行性の韓国人」っていうのは何を意味するんだろう?

もちろん楽曲の雰囲気も「Wire」と似ていて、コリン・ニューマン(Colin Newman)のヴォーカルは呟くようにクール。前半の曲は劇的な展開はあまりなく、深く静かに潜航していくといった感じ。これは近年のワイヤーの楽曲の傾向でもあるので特に驚きはない。でも後半はちょっとハードな感じの曲もあって、05なんかの少しアッパーな曲を聴くと”らしさ”満開なので、やっぱりちょっと嬉しくなってしまうのは古いファンの性(さが)か。

ネット・オークションにて購入(¥880)

  • Label ‏ : ‎ Pinkflag
  • ASIN ‏ : ‎ B01C789XKA
  • Disc ‏ : ‎ 1
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天津楼 @名古屋市港区・築地口

2023年07月09日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

ある日曜、名古屋港手前の築地口近くの和菓子屋を目当てに車を走らせるも、調べていなかったのであえなく定休日に当たってしまった…。こんな遠くまで来たのに何たる無計画か。昼はこの辺りで済ませることにして車をコインパーキングに入れ、付近を散策。いくつか候補はあったが大通りに面した中華料理の「天津楼」に入ってみることに。もちろんボンボンの「天津楼」とは無関係だろう。

開け放した入口から中にはいるといくつかのテーブル席は先客で埋まり、カウンター席にも数名の客が。昼間からどの客も例外なくビール瓶を置いている。近くに鉄火場があるから呑み客が多いのかも。店は年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。カウンター席に腰かけ品定め。壁に掲げてあるメニューとは他に紙に書いたセットが貼ってあった。そこから「ワンタン+炒飯」を選んでお願いする。主人がはきはきと答えてくれた。

炒飯の調理は女将さんが行うようだ。ある程度下処理して冷蔵してあったご飯を炒める感じかな。出来上がった「炒飯」は楕円の鉢に盛られていて、具材は玉子、葱、叉焼片とシンプル。しっとりを通り越して”やわ”な出来上がりだったけれど、それはそれで旨い。ただ紅生姜ぐらい添えてあると色味もいいのにな。「ワンタン」はラーメン鉢に。スープはたっぷりで、ワンタンは7つ程。刻みネギが沢山散らしてあり、醤油味のスープはやや濃いめ。ワンタンの皮はトゥルントゥルンの口当たりで旨い。炒飯を途中で止めてワンタンに注力し、また炒飯に戻るを繰り返して平らげた。後客もみんなビール。是非次は自分もビールを…。(勘定は¥880)

 

中華飯店 天津楼

愛知県名古屋市港区名港1-19-15

 

( 名古屋 なごや つきぢぐち 名古屋港 名港 てんしんろう 中華料理 中国料理 雲吞 チャーハン )

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