ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

HORO / 小坂忠

2024年07月22日 | ロック(日本)

HORO / 小坂忠 (1975)

2年前に亡くなった小坂忠(ちゅう)の4枚目のアルバム、1975年発売の「HORO/ほうろう」。細野晴臣との共同プロデュースで、ティン・パン・アレーのメンバー、林立夫、鈴木茂、松任谷正隆に加えて松本隆、山下達郎、大貫妙子、吉田美奈子、矢野誠など、錚々たるメンバーが参加した1枚。もちろん現在では日本のロック(R&B)の名盤としての評価も定まっている。そういう情報は知識としては知っていたので、以前からずっと聴いてみたかったが、やっとの購入。

歌詞にも”リズム・アンド・ブルース”という言葉が出てくるが、奏でられている音楽も当時のアメリカのシンガー・ソングライター的な雰囲気があって曲もヴァラエティに富んでいる。東京出身者特有のちょっと気障な言い回しや言葉使いもここでは不思議としっくりくる。いつも思うが、どうしてこのまだ日本のロック黎明期に、演奏能力も含めてここまで成熟した音が完成したのかが不思議でならない。すでに国際基準を突破しているし、今に至るまでずっと論じ続けられている日本語とロックの親和性も易々とクリアしている。ただ細野のソロもそうだけれど、自分が若い頃にはこの音楽は刺さらなかっただろうなと思う。聴く側にもある程度の成熟が求められるのかな(と言うには今の自分は歳を取り過ぎているが)。

ネットショップにて購入(¥931)

  • レーベル ‏ : ‎ エピックレコードジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005R6FT
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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ビーノ @岐阜県岐阜市

2024年07月22日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市上西郷にある喫茶レストラン「ビーノ」へ。岐阜市といってもすぐそこはもう本巣市という西の外れ。昼食を摂るタイミングが遅れ、もう大抵の店は中休みの時間。こういう時にはやっぱり喫茶店が便利。近くを検索して行き着いた。店は幹線道路からも外れているし、近辺に店舗は見当たらない田んぼの中の住宅地にポツンとある。店内は席数が多く、先客が何組も。井戸端会議をしているおばちゃんグループも。きっと地元の人の集まりに重宝している店なんだろう。メニューを見ると、定食、洋食、スパゲッティー、ピザ、ピラフ、丼物、うどん、と何でもある。これは便利だわ。お願いしたのは「オムライス」。主人の趣味だろうか、バイクや車の雑誌やポスターを眺めながら出来上がりを待った。

厨房からゴトゴトと鍋を振る音が聞こえ「オムライス」が運ばれた。ミニサラダ付き。「オムライス」は少し深さのある楕円の平皿に盛られていて、大きな丸形のオムライスの上からトマトソースが皿一面にたっぷりと注がれている。大迫力。早速スプーンを入れていく。中は大振りに切った玉ねぎやピーマン、人参の細切りの入ったバターライス。トマトソースはハーブの風味がしっかりと効いた酸味の強いもの。中があっさりなのでこのソースがちょうどいい感じ。ソースの量を調節しながらいただいていく。ミニサラダは小鉢にぎゅうぎゅうに詰まった千切りキャベツやサニーレタス、トマト、きゅうり。酸味の強いドレッシングがかかっている。こんなに安い値付けなのに凄いなァ。トマトソースは最後少し皿に余すぐらいのたっぷりの量で旨かった。次は丼物か定食にしてみようかな。(勘定は¥650)

 
COFFEE & RESTAURANT ビーノ(Vino)

岐阜県岐阜市上西郷6-125-1

 

( 岐阜 ぎふ かみさいごう ビーノ 喫茶 喫茶レスト 喫茶レストラン 洋食 定食 丼物 麺類 コーヒー 大盛り )

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