Larks' Tongues In Aspic / King Crimson (1973)
以前から気にはなっていたが、とうとう集め始めてしまったキング・クリムゾンのオリジナル・アルバム。既に評価が定着しているバンドなのでキャリアの中から名盤と呼ばれるものから集めて行くことに(※ちなみに昨年のライヴ体験のずっと前の話)。「Discipline」に続いて今回購入したのは1973年発売の5枚目のオリジナル・アルバム「Larks' Tongues In Aspic(邦題:太陽と戦慄)」。72年の解散後、ロバート・フリップ(Robert Fripp)による新編成での作品で、クリムゾンを語る上で必ず出てくる人気のアルバムだ。
3分もの長いイントロの末にへヴィーなロバート・フリップの不穏なギターがじわじわと表出してくるタイトル・トラック(パート1)は、パート2と同様その後の彼らのライヴでも数多く取り上げられる代表曲のひとつ。どちらもインストで歌詞は無いが、演奏はノイジーでフリーキーなので自分にもとっつき易い(←どちらかというと静か過ぎる進行が苦手)。キング・クリムゾンが語られるとき、よく”へヴィー・メタル”という文言が出てきて最初は「?」という感じだったが、音楽性は別として確かにそう表現するしかない硬質でハードなギターの音。70年代の初めにしてすでにこのへヴィーさだったか。カッコイイ。だんだんキング・クリムゾンの世界観に慣れてくると、どうしてこのバンドが今も多くのファンを惹き付けているのか、やっと分かってきた気がする。泥沼に足を…。
amazonにて購入(¥501)
- Label : E.G. Records
- ASIN : B000003S0I
- Disc : 1
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