ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大黒屋 @愛知県一宮市

2020年12月06日 | 愛知県(尾張)

一宮駅の西側にある麺類食堂の「大黒屋」へ。真清田神社の北にも同名の「大黒屋」があるけれど何か関係があるのかな(→そういえばそちらは先日閉まっていたので気になるのだが…)。すぐ隣にある公園からは子供達の嬌声が聞こえていた。大黒様が染め抜かれた暖簾をくぐって中に入ると先客が4組程も居て賑わっていた。テーブル席が5つと座敷が2つあったので手前のテーブル席に腰を下ろす。見た感じ家族で経営していらっしゃるのかな(未確認)。のんびりとした休日の昼下がり。この日は電車に乗って来たので食堂呑みを敢行する。お酒を燗つけてもらい、酒肴は「板わさ」に。

ほどなくして出された「板わさ」は、ピンク色の縁をした蒲鉾が飾り切りされ、わさびとたまり醤油が添えられている。かつて東海地方では刺身には必ずたまり醤油だった(”さしみ醤油”というと”たまり醤油”を意味した)。徳利に入った酒は熱燗の温度。猪口に注いでいただく。昼から呑む酒は旨いナー。大人数の家族連れが入ってきたので、追加がこの家族の後になってはかなわないと「木の葉丼」を注文。こちらの丼物は”ミニ”でも出来るとのことなのでそうしてもらった(酒呑みには嬉しい)。小振りな丼ぶりに盛られた「木の葉丼」は、玉ねぎの他に細かく刻んだ長ネギ、蒲鉾が濃いつゆで煮られて盛られている(椎茸が入っていたか思いだせない…)。旨いなァ。つゆは多めで丼ぶりの底に溜まるくらい。こういうのの具材って酒のつまみにもなってしまうので、残った酒とも美味しくいただいた。こちら暖簾にも”手打”とあったように店内に麺打ち場がある。次はうどんを食べてみようかな。(勘定は¥1,400)

入って来た家族連れの子供(中高生)が横のテーブル席でスマホから音を出して動画を観賞。それでも両親は知らん顔して叱りもせずテレビを眺めている。スマホを取り出して時間を潰すのはまぁ仕方がないとして(→うちの子ならダメだが)、音を外に出したら叱り飛ばさないかな、普通…。

 

大黒屋

愛知県一宮市神山1-11-17

 

( 一宮 いちのみや だいこくや 食堂 麺類食堂 大衆食堂 中華ソバ うどん そば 丼物 このは丼 溜まり醤油 刺身醤油 )


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