ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

丸喜屋 @滋賀県長浜市

2017年07月08日 | 滋賀県(老舗)

滋賀県の長浜市街を散策。観光客に人気の黒壁スクエアがあり、人がごった返していた北側と比べて、グッと落ち着いて風情ある雰囲気の南側を歩く。こちら側は古い商家や町屋が並び、地元の人達の為にある街並みといった感じ。そんな通りを歩いていると何軒か和菓子屋も目に付いた。どちらも歴史がありそうな店ばかりだったが「豊公もなか」という看板を掲げた「丸喜屋」(喜の文字は七が三つ)に入ってみる。

※「豊公」とは長浜城を居城としていた豊臣秀吉のこと。湖岸の城跡には「豊公園」があり市民に親しまれている。

店に入ると目当ての「豊公もなか」以外にもガラスケースや、平台の上の箱に色々な菓子が並んでいた。中にはブッセやチョコレートを使ったような洋菓子も。ただバイクだと色々は持って帰られないので、結局「豊公もなか」をお願いする。”小豆餡”と”柚子餡”があったのだが、冒険せず小豆餡を注文した。

持ち帰って包みを開ける。丸い最中種(皮)に浮き出ているのは秀吉の馬印だったというひょうたんと、豊公の文字。昭和20年から作られているそうだ。調べてもよく分からなかったが、創業年もその位なのかな。中はつぶ餡。最中種の図柄に縁があるのでそこが盛り上がっていて食感がいい。柚子餡の方も買ってみれば良かったかな。(勘定は¥125/個)

 


 

 ↓ 通りに残る商家「萬與商店」店舗は通りの反対側に。こちらは住宅なのかな。「日本一・福壽ビスケット」(福壽製菓株式会社)の木製看板が素敵(この会社の詳細は不明)。

 

↓ 明治2年(1869)創業で醤油を扱う「鍋庄商店

↓ 長浜から米原駅を越え、彦根に向かう途中にある近江鉄道の小さな駅舎「鳥居本駅」(昭和6年・1931・建造)。現在は無人駅だが駅舎は当時のままだそうだ。

 

 


 

 

お菓子処 丸喜屋 (丸㐂屋)

滋賀県長浜市朝日町3-10

 

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