ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

キュルノンチュエ @岐阜県高山市

2019年09月02日 | 岐阜県(飛騨)

平日に急用で呼ばれた高山。用事は済ませたが仕事があるのでとんぼ帰りしなくてはならない。ちょうど帰り道に「キュルノンチュエ」の看板を見付けたので、せめてここぐらいはと急遽ハンドルを切って寄ってみた。「白かび熟成の乾燥ソーセージ」で有名な店。岐阜市の高名なバーでもこちらの乾燥ソーセージがチャームとして出てくる。こちらが名古屋市の老舗精肉店「スギモト」の経営だと知ったのはまだ最近のこと。幹線道路から外れた細い田んぼ道を行くと緑溢れるのどかな場所に店舗があった。車を停めて中へ。ウッディーな店内のショーケースに様々な燻製製品が並べてある。ずらっと吊るしてある白いものが有名な乾燥ソーセージ。他にも骨付きの燻製肉がいくつもぶら下がっていた。独特な抑揚でしゃべる女性店員さんが試食の皿を出して下さった。ソーセージやハムを小さくカットしたもの。中にはカレー風味のするものも。いろいろ説明されたけれど記憶するのは至難の技(笑)。

ショーケースとにらめっこして選んだのは「ソオスィソン・フュメ・セック」、「サラミメラーノ」、「ラング・フュメ・ア・ラ・メゾン」、「ミニ・アイスバイン」、「プゥレ・フュメ・オクミノコヂドリ」など(もちろん名前はもらったパンフレットから引用)。帰りにかかる時間を告げて保冷材とバッグを購入し持ち帰った。家で少しづつナイフを入れ酒のつまみでいただく。「ソオスィソン・フュメ・セック(燻製熟成の乾燥ソーセージ)」は白カビソーセージの白カビ無しタイプ。凝縮した濃い味は小さいカットでも十分に旨味が味わえる。味は白カビタイプとそう変わらない。「サラミメラーノ」は少しピリッとする辛さのある乾燥ソーセージ。こちらも食感は同タイプ。舌の形そのままの「ラング・フュメ・ア・ラ・メゾン(黒豚舌の燻製)」は鹿児島産黒豚だとのこと。外は少し硬いが薄く切ったり、少し厚めに切ったりして食感の違いを楽しむ。「ミニ・アイスバイン」は豚のすね肉の部分だとのこと。こちらもしっかりめの歯応えがある。「プゥレ・フュメ・オクミノコヂドリ(奥美濃古地鶏腿肉燻製)」は骨付き。古地鶏ではあるが、燻製だとある程度硬さが出るので”ならでは”というような歯応えや旨味の差はあまり感じられない。日本酒、ワイン、ウイスキー、ジンと何でもござれだし長持ちするので、呑んで帰って来た時とか、自宅でひと通り呑み終わった後の「もう少しだけ」という気分の時に大活躍。(勘定は¥6,100)

 

キュルノンチュエ

岐阜県高山市清見町牧ケ洞3154

 

( 高山 たかやま ソーセージ ハム パテ 肉のスギモト スギモト 飛騨高山 バロッサ BAR 土産 ) 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笹井屋 @三重県四日市市 | トップ | 和羅部 @福岡県北九州市 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
試食 (まっどだいまる)
2019-09-03 13:31:32
この前、買いにいったら試食無でした。やはり試食したいと言わないとだめなのかな。
その時買った生ハムが冷蔵庫で眠っています。いつ頃食べれるのやら、、
返信する
Unknown (ハリー)
2019-09-03 14:54:31
まっどだいまるさん、こんにちは。

>試食

私が行った時は平日の真っ昼間で、他に客が誰も居ませんでしたから
この客逃すまいとサービスしてくれたんでしょう(笑)。
返信する

コメントを投稿

岐阜県(飛騨)」カテゴリの最新記事