Souvenir From Japan / Japan (1989)
デヴィッド・シルビアン(David Sylvian)やミック・カーン(Mick Karn)が在籍してたジャパン(Japan)。自分は彼らの現役時にほとんど聴いたことが無く、そのケバい化粧やアイドル然とした姿から、後から出たデュラン・デュラン(Duran Duran)の兄貴分的なイメージしか持っていなかった。彼らの解散は1982年。その頃に聞いた「Ghosts」でちょっとイメージが変わったが、追いかけるまではいかず幾年月。最近になって発売(再発)された解散時の来日公演のライヴ・アルバムで、坂本龍一、矢野顕子、高橋幸宏がゲスト参加していたと知って興味が沸いた。もちろんオリジナル・アルバムは持っていないので、ちょっと目についた安いコンピ盤を購入。
彼らのディスコグラフィーについての知識もないので、この収録曲の振り幅はよく分からないが(←ライナー読め)、ポップな曲からそうでない曲までバラエティーに富んでいる。うん、意外とイイな。80年代のシンセの音が鳴っていて懐かしいし、やはりその辺りのサウンドっていうのは自分の体に滲み込んでいるのでグッとくる。楽曲に浮かれ過ぎていないある種の暗さがあるのも興味深い。解散後のデヴィッド・シルビアンが坂本龍一やロバート・フリップ(Robert Fripp)と一緒に仕事をしているのも納得(一時キング・クリムゾンのヴォーカル就任の動きもあったらしい)。もっと聴きたくなったので、手始めに先述のライヴ・アルバムを買ってみようっと。
ネット・ショップにて購入(¥361)
- Label : Hansa
- ASIN : B00000716O
- Disc : 1
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます