ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

THRAK / King Crimson

2022年05月28日 | プログレッシヴ・ロック

THRAK / King Crimson (1995)

時は1994年、11年ぶりに復活したキング・クリムゾン(King Crimson)がミニ・アルバム「VROOOM」に続いて発表したオリジナル・アルバム「THRAK」。オリジナル・アルバムとしては11枚目になる。復活形態はフリップ(Robert Fripp)翁が考え出した、ギター2人、ベース2人、ドラムス2人という”ダブル・トリオ”と呼ばれるラインナップ。Discipline期からは全員が参加し、新たにパット・マステロット(Pat Mastelotto)と、トレイ・ガン(Trey Gunn)が加わっている。

自分は当時まだクリムゾンをしっかりと聴いていなかったので当時の評判がどうだったかは知らないが、静かなイントロからガーンといく冒頭の「VROOOM」かららしさ全開。ミックスなどは少々”ダブル・トリオ”体制にこだわり過ぎ感が無きにしも非ずで、ダブル・トリオを目立たせるために作られたと思われるような曲も散見されるが、全体的にハードな音作りで音抜けも良く、気持ちがいい。そして何より、ここには最近の自分の”脳内ヒット・チャート”(笑)、第1位の「Dinosaur」が収録されている。クリムゾンのフリーキーな面とポップな面が見事に融合したこの曲のサビの「ア~~イアマダイナソ~」のエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)のヴォーカルがずっと頭から離れない。

ネットにて購入(¥500)

  • Label ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005FRIJ
  • Disc ‏ : ‎ 1

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