久しぶりに柳ヶ瀬商店街、弥生町の「寿司よし」へ。創業は昭和26年(1951)。ちょうど通りかかって女将さんが暖簾を掛けていたところだったので昼はここにしようと暖簾をくぐった。まだ口開けすぐの時間だったのでしっかり準備が整っていないようだったが、主人と若い衆が「どうぞどうぞ。」と招き入れてくれる。少しだけ準備を待ってカウンター席に腰掛けた。まず女将さんに酒を燗してもらう。多分銘柄は「富翁」。主人に「鯖の松前寿司は出来ますか?」と尋ねるとOKとの返事。以前から食べてみたかったんだ、ここの鯖寿司。飛び切り燗で出てきた酒を「あちっ」なんてやりながら主人の手捌きを眺める。
しばらくしてその場で押し、包丁を入れられた「さば松前寿司(小)」が完成。しっかりとしたサイズのが7切れ。”小”にしては多いなと思ったら「口開けの客は大切だから。」と主人がサービスしてくれたようだ。有り難し。三方を囲むように巻かれた大きな昆布と一緒に口に入れる。旨い。鯖の身の厚さはほどほど。間に甘酢生姜を挟みながら次々と口に入れていく。酒が無くなったのでお茶を淹れてもらう。やっぱり鯖寿司には熱いお茶だ。若い衆の後ろに”当店自慢・しいたけ寿司”と書いてあった。そうそう、それも食べたかったとお願いしてみた。主人が出してきたのは甘く煮含めて下拵えしてある分厚いどんこ椎茸。酢飯と一緒に握って海苔の帯で留められた「しいたけ寿司」。そのまま一気に口へ持っていく。デカいので口いっぱいに椎茸の風味が拡がった。飯との間にはおかかが挟んであるかな。こういう気兼ねない寿司屋は居心地がいい。次はお好みで好きなタネを握ってもらおうっと。(勘定は¥3,000)
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寿司よし
岐阜県岐阜市弥生町9
( 岐阜 ぎふ 弥生町 柳ヶ瀬 柳ケ瀬 やながせ 寿司よし本店 すしよし すしよし本店 鮨よし 椎茸握り 松前寿司 バッテラ さば押し寿司 さば寿司 鯖寿司 )
おおっと!これは!
実は昨日19日、田楽の「むらせ」へ行く前に、表通りではなくアーケード街を歩いてたらここを通りがかって、
こっちにしようか30秒くらい悩んだんですよ。
結局「むらせ」2回目訪問に行きましたが…
こっちでも良かったナァ(*^o^*)
ここもいい感じですよー。いかにも街場の寿司屋って感じの落ち着いた雰囲気が素敵です。
往時は市役所近辺にも支店があったんじゃなかったかな。機会があれば是非。
早速行って参りました! (来週は天気が悪そうなので…と自分に言い訳)
開店同時だったんですが、あいにく「常連グループの集会」と重なってしまい、ゆっくりお話しは出来ず。
「握りでいい?」「はいお願いします」
とは言ったものの、ランチのお品書きはなく少し不安。大将と若い衆の説明通り「しいたけ握り」は入っていましたが…
酒もナシという私には珍しく大人しく食べて出ました。今度は松前(小)としいたけ8貫にしよっと。
…その直後に「むらせ」で田楽単品とお酒で〆ました。
お、早速ですね! 昼は確か表の立看板にランチ設定の握りやなんかが出ていますよね。
それだったのかな。小さい店ではグループ客と重なると皆そっちにかかりきりになって
しまうのでなかなかゆっくりは出来ませんよね。
>「むらせ」
営業が続いていることを知って嬉しいです。市役所移転後はあの辺り、めっきり人通りが
少なくなっていましたから。
「さば松前寿司」をさきほど「X」に上げましたが、私も大将のサービスで「八切れ」でした。
切り方・厚みが違うのかな?
日本酒は女将さんのお燗でしたがやはりチンチンに熱かった。
X拝見しました。きっとみんなにサービスって言ってるんでしょうねー(笑)。
ああいう寿司は切り方で食べた時の味の感じ方が変わるので面白いですよね。
>「せんえつながら」
店名で何となく行く気がしませんでしたが、旨そうな中華そばですね。今度
機会があったら行ってみます。