ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

アントルメ @名古屋市北区・上飯田

2020年06月20日 | 名古屋(東区・北区)

愛知県を中心に何故かこの地方だけで愛される生ケーキがある。「パリジャン」「ファンシー」「ピレーネ」「マロン」「ポワロン」等、様々な名称で呼ばれているが、元を辿ると同じ菓子職人に行き着くのだとか(※)。その菓子が上飯田にもあると聞いて訪問したのは辻本通にある「アントルメ」。創業は1980年代後半だそう。幹線道路沿いのテナントに店舗があった。

※かつて一宮にあった「ボンボヌール」の工場長が開発したケーキで、独立して蟹江町「パリジャン」を開店し、現在東海地方に散らばる弟子筋等の店で様々な商品名で受け継がれているとの事です。

自転車を停めて店に入るとガラス・ショーケースの中に沢山のケーキが並んでいる。一番上の棚には目当てのケーキ「アントルメ」。こちらは店名をそのまま冠している。「アントルメ」は、生クリーム、カスタード、苺生クリームの3種類がある。それぞれ購入して、暑くなってきたので小さい保冷材を入れてもらい家に持ち帰った。

生クリームと苺生クリームの2つは嫁に献上して、自分はカスタードを食べてみる。この菓子はどこも生クリームが基本なのでカスタード・クリームが入っているのは珍しいかも。ふわっふわのスポンジの四隅が内側に畳まれた四角形。その中にたっぷりとクリームが入っている。こちらのカスタード・クリームはこってりではなく食感が軽い。色も薄めで生クリームとブレンドしてあるような軽さだ。旨い。コーヒーと一緒にいただいた。シンプルな菓子だし、全部並べて比べている訳ではないので、どの店もそう大差ないと言ってしまえばそれまでだが、こういう曰く付きの商品を求めて訪ね歩くのも面白いもの。(勘定は各¥170/個、苺は¥180/個)

 

アントルメ

愛知県名古屋市北区辻本通3-28

 

( 名古屋 なごや 上飯田 かみいいだ 洋菓子 ケーキ 生ケーキ entremets パリジャン ピレーネ )

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うえむら @愛知県江南市

2020年06月19日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市の江南駅南にある洋食屋「洋食ハウス・うえむら」へ。この店の前に立つのはもう3~4回目。なのに臨時休業なのか何なのか、いつも閉まっていて振られっぱなし。もう店は営んでいないのかなと思っていた。ある土曜日に路地の奥にある店の前をわざわざ通ってみると換気扇が回っていた。「お、やるのかな?」と表に書いてある夜の開店時間まで近くで時間を潰すことに。営業開始時間に店に戻るも、やっぱりまだ”準備中”のまま。「やっぱり店はもう…」と諦め、どこで夕食にしようかとその場でスマホを使って思案していると、主人が出てきて開店準備をし始めた。20分以上遅れてやっとのことで店の前へ。でも自動ドアが開かない…。「?」と戸惑っていると主人が中から「手で開けて下さい。」と。今度こそ中へ(なぜか閉まる時は自動・笑)。ヨカッタ…。

店内はダークウッドの梁が見えるクラシックな洋食屋の佇まい。L字カウンターの他にテーブルが2つ。白髪の主人と女将さんの2人でやっていらっしゃる。店内もまだ準備整わずといった感じで、分厚い鉄板に火が入ってからもまだ付け合わせ等の準備が進む。壁に貼られた手書きのメニューは全部平仮名で書かれている。以前某ログか何かで見た「みんちかつ」はメニューから落ちているようだ。フライ物と迷ったが結局「はんばぁぐ」をお願いした。主人の丁寧な調理が始まる。ペッタンペッタンと手ごねした種を小判型に伸ばして鉄板の上へ。蓋をしてじっくりと焼いていく。何度も焼き加減を確認し、最後はワインともうひとつ何かを投入し、ボワッと大きな炎をあげてフランベ。串を刺して最終確認後、皿へ。何度も「遅くなってすいません。」と丁寧な物腰の主人。

女将さんによって運ばれた「はんばぁぐ」の脇には目玉焼き。付け合わせは、マカロニサラダ、トマト、レタス、きゅうり、千切りキャベツ。これにご飯と、豆腐とわかめの味噌汁、小皿にのった玉子焼き2切れ、漬物が付く。ソースとドレッシングは別容器に。まずは「はんばぁぐ」。箸を入れると軟らかく肉汁たっぷりでシンプルな味付け。容器に入ったソースをたらしていただいてみる。ソースはデミグラスソースではなく、どちらかというと和風な風味の淡い色のソース。うん、旨い。ご飯に合う味で、メニューが平仮名で書かれているのがしっくりくる。目玉焼きの黄身を潰してソースと合わせていく。ただ箸のみなので流れ出した肉汁と黄身を回収するのが難しい。皿を持ち上げてご飯にぶっかけたくなる…(もちろんやりません)。どの品もきっちりと旨かった。全て綺麗に平らげて勘定してもらう。次はフライ物を食べてみよう。願わくばビールを一緒に。(勘定は¥1,000)

この後の記事はこちら

 

 


 

↓ 食後には念願の「栄温泉」(写真下)へ。電話で5時からの営業を確かめてある。暖簾が掛かっているのを初めて見た。到着したのは5時50分頃。自転車を停めて入ろうとすると中から主人が出てきて「もう終わりだよ。」と暖簾を仕舞い始めた。「…ハァ?」。なんと5時から始めて1時間しか営業しないとのこと。50分からでも入れないということは実質営業時間は30分程度か(ちなみに女湯は閉鎖)。そりゃないよ、遠くからわざわざ来て電話でも確かめたのに…。表に書いといてくれ(というか電話した時に教えてくれ)。心が折れた。銭湯ファンの方、ご注意あれ。

 


 

洋食ハウス うえむら

愛知県江南市赤童子町大堀13

 

( 江南 こうなん 江南駅 うえむら 洋食ハウスうえむら 洋食 洋食屋 ハンバーグ 定食 銭湯 さかえおんせん 営業時間 )

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ミルフィーユ @岐阜県各務原市

2020年06月18日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市を東西に走る国道21号線沿いの名鉄・各務原線「苧ヶ瀬(おがせ)駅」のそばにある洋菓子店「ミルフィーユ」へ。この店はまだ子供達が小さかった頃に何度か利用したことがある。今もあるかどうか分からないが、ワニか何かの形をしたシュークリームとか、モンブランを買った覚えが。最近この辺りに何度か用事があったので、久しぶりに寄ってみた。店は昔と変わらず、相変わらずの人気。客が次から次へと入ってくる。コロナ禍とあってビニールシートなどでパーティションがしてあった。子供達は居ないので嫁と2人だが、さすがに歳をとって最近は”キラキラした”ケーキは好みから外れている。ただ人気ゆえかショーケースに並んだ生ケーキの種類は多くなく、あまり選択肢がない。購入したのは「シューミルフィーユ」という生ケーキ、それに焼菓子が好物の嫁に「和クッキー」というものを購入して持ち帰った。

「シューミルフィーユ」は文字通りシュー皮を使ったミルフィーユ。間に苺やイチゴクリームが層になって挟まれている。全部シュー皮かと思ったら一番上だけで、中はスポンジケーキだった。久しぶりに苺の入ったケーキを食べた気がする。甘いクリームと苺の酸味(といっても最近の苺はかなり甘いが)。しっかりとした食べ応えだった。「和クッキー」は昔、嫁が差し入れとかに何度か買ったそうだが、サクサクのクッキーが粉砂糖にくるまれている。コーヒーのお供にした。別日に嫁と寄って今度は懐かしい「モンブラン」を購入出来た。竹製の編みカゴ(←昔もこんなだったなァ)に入った豪華な「モンブラン」はてっぺんに栗粒。濃いめ甘めの栗クリームがたっぷりで、中はスポンジケーキの上にチョコレート・コーティングしてあるメレンゲが重なっている。今の自分にはちょっと重いが、分かり易い甘さで、甘いもん喰ったーという幸せな気分で満たされた。(勘定は1回目¥1,500程、2回目失念)

 

ミルフィーユ

岐阜県各務原市鵜沼各務原町5-73-2

 

( 岐阜 ぎふ 各務原 かかみがはら かがみはら うぬま ケーキ 生ケーキ 焼菓子 モンブラン )

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1979-1983 / Bauhaus

2020年06月17日 | パンク・ニューウェーヴ

1979-1983 / Bauhaus (1985)

ピーター・マーフィー(Peter Murphy)率いるバウハウス(Bauhaus)のベスト盤CD。この作品は当初2枚組アナログで発売され、のちにはCDも再編集して2枚で出されたとのこと。この盤がなぜ1枚物なのかは分からない。”バウハウス”というバンド名はもちろんモダニズムの源流とも言われるワイマール期のドイツの芸術活動から取られているはず(←当初名乗っていたという”Bauhaus1919”の1919はバウハウス芸術学校の創設年)。ポスト・パンクのバンドとして、バンド名と印象的なオリジナル・アルバムのジャケットは知っていたが、当時しっかりと聴いたことはなく、有名なボウイ(David Bowie)の「Ziggy Stardust」のカヴァーとかをコンピ盤で聴いていた程度。2000年代になってピーター・マーフィーがナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)のトレント・レズナー(Trent Raznor)とコラボしたのをきっかけに少し聴くようになった。

ジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)にも通じる独特な世界感と陰鬱な雰囲気があり、これを聴くと確かにトレントは彼らの音楽から大きな影響を受けていただろうことが分かる。決してコマーシャルな方向ではないから、いわゆるヒット曲が無いのは当然だが、カッコイイなァ。どうして当時引っかからなかったんだろう。もっともっとダークなイメージがあったので、疾走するようなスピード感のあるナンバーがあったり、エレクトリック・ファンクな曲があって意外だった。このCDが発売されたのはまだ”リマスター”文化が盛んでなかった頃だからか音がちょっと痩せて聴こえるが、最新のリマスターで聴いたら全然印象が違いそうだ。オリジナル・アルバムも買ってみようかな。

オークションにて購入(価格失念)

  • CD (1994/10/25)
  • Disc : 1
  • Label : 徳間ジャパンコミュニケーションズ
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親孝行 @名古屋市中川区・八熊通

2020年06月16日 | 名古屋(熱田区・中川区)

緊急事態宣言が解除されて随分経ったある晩、やっと外に出る気になった嫁が「ラーメンが食べたい」と言うので目当ての店に向かうも休み。目当てのもう1軒はコロナ禍に対応した営業時間で到着時には閉まっている可能性があったので、居場所から近かったこちら「親孝行」に向かった。その昔、黄金(こがね)陸橋近くに店があった頃に数度寄ったが、臨時休業だったか何かで振られ、結局食べずじまいだった店。店の横にある駐車場に車を停め店内へ。店内はビニール・シート等でパーティションがしてある。先客は手前のカウンターに3組程。自分たちは奥の水槽の横のテーブル席に案内された(水槽はもっとしっかり手入れしてくれないと…)。メニューを眺める。以前はどういうラーメンで商売していたのかもう覚えが無いが、先頭に「金の中華そば」という品があり、どちらかというとシンプルなラーメンが好きな嫁共々それにする。「真面目につくるチャーハン」というのも付けてみた。奥にある調理場の様子は分からないが、給仕の女性と男性は食器を片づける毎に清掃やら消毒やらで忙しく立ち働いている。これからこういうのが当たり前になっていくんだなァ。

しばらくして「金の中華そば」が運ばれた。水面には鶏と豚のチャーシューがそれぞれ1枚づつ、三つ葉、半分の半熟卵がのっている。写真から清湯だと思ったが、やや濁りもある。メニューによると鶏出汁、鰹、乾物の出汁の合わせだそう。早速スープを啜ってみる。うん、旨い。浮いている金色は鶏油かな。2ヵ月ぶりの外食の嫁には旨味が強すぎるかも(笑)。麺はリングイネのような丸みのある平打ちストレート麺。つるんとした食感で本当にパスタみたいな感じ。スープは見た目と違って、いわゆる”あっさり”ではないのでこの麺でも相性は悪くない。やや小さめの鉢ではあったが久しぶりにスープもほとんど飲み干した。「チャーハン」は安い値付け(ラーメンと同一オーダーの時のみ)だったがちゃんとした並の量がある。黄色く色付いていて、胡麻油が香り、チャーシューの小片が入っている。ややしっとりとした好みの加減。添えてある紅生姜と共に嫁とシェアした。嫁も久しぶりの外食を楽しんだようだ。(勘定は¥1,850)

中華そば 親孝行

愛知県名古屋市中川区八熊通5-28 ブルネンハイム 1F

 

( 名古屋 なごや おやこうこう Ramen Factory ラーメン 中華そば つけ麺 炒飯 チャーハン 鶏出汁 ) 

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白鳥 @愛知県一宮市

2020年06月15日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市浅井町にある喫茶店「白鳥」へ。道幅は広くないが交通量の多い一宮と江南を結ぶ幹線道路を走り、交差点近くの「車1台通れるかな?」っていうくらい細い路地を入るとこの立派な建物があった。もちろん駐車場も完備。50年以上の歴史がある店だそうだ。にしても立派だ。店に入ると正面に食品サンプルが並ぶデカいガラス・ショーケースが。建物も立派だが中も立派だ。何席ぐらいあるか分からないくらい広い。広いガラス窓にレースカーテンが下がる窓際の席に座った。黒いビニールレザーの椅子、高い天井からぶら下がるシャンデリア。ゲーム雀卓が現役で稼働していて”昭和”がそのまま残っている。この日はかなり暑くなって冷たいものを欲していたので、最近気に入っている「コーヒーフロート」をお願いした。

ほどなくして「コーヒーフロート」が運ばれた。ロンググラスに注がれたコーヒーの上にバニラアイス。シロップはちゃんと別にしてある。小袋のチョコ味のバームクーヘンとピーナッツあられが付いてくるのは、さすがサービス過剰な一宮の喫茶店。柄の長いスプーンを駆使して不安定なアイスクリームをはぎ取り、口に入れていく。旨い。だんだんアイスが溶けて味の変わっていくコーヒーと、コーヒーと合わさってシャリシャリになったアイスをゆっくりと楽しんだ。落ち着くなァ。グラスが空になると女将さんから昆布茶のサービス。さすが一宮(笑)。次は食事で寄ってみよう。(勘定は¥500)

 


 

↓ 木曽川町の玉ノ井地区を散策。歴史ある「賀茂神社」の境内には”玉ノ井”の由来ともなった井戸「玉ノ井霊泉」がある(井戸には蓋がしてあった)。付近には黒壁の倉が立つ風情ある通りも。

 

↓ すぐ近くの路地には広い敷地内に下見板張りの建物が2棟ある「葛利毛織工業(株)」(建築詳細不明)。一宮の象徴で、特にこの地区に多く残るノコギリ屋根の工場も敷地内に。

 

 

↓ その隣にある銭湯「玉乃井湯」(建築詳細不明)。渋い。日曜休みなので残念ながら入れなかったが、夜はいい雰囲気だろうなァ(→後日再訪して入浴)。

 

 

↓ 一宮市木曽川町の名鉄・尾西線「玉ノ井駅」。開業は大正3年(1914)で現在は尾西線の終点で無人駅。電車のホームの向こうにもノコギリ屋根が。

 

↓ この近辺の町には今でも多くのノコギリ屋根の工場が多く残っている(写真下は玉ノ井駅ホームの西にある建物)。

 

 


 

白鳥

愛知県一宮市浅井町大日比野東屋敷2376

 

( 一宮 いちのみや 玉ノ井 たまのい はくちょう 喫茶白鳥 純喫茶 コーヒー 珈琲 レストラン ランチ 近代建築 のこぎり屋根 名古屋鉄道 )

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バーデンバーデン @岐阜県下呂市

2020年06月14日 | 岐阜県(飛騨)

緊急事態宣言解除後の休日。バイクの調子を見ながら軽く走るつもりが、好天にも恵まれ気持ち良くて下呂まで来てしまった。昼食に蕎麦の名店「仲佐」で1枚手繰ったが、まだ腹2分目(笑)。他にも何かと思ったが、コロナ禍で宿泊施設も休みだったり、店舗もイレギュラーな営業時間だったりするところが多い。繁華な場所も閑散としていて人はまばら。ホテル「水明館」まで来ると、付属のレストラン「バーデンバーデン」が開いていた。以前から食べたいと思っていた飛騨牛のハンバーガーを目当てに店に入ってみる。先客は数組。席は空いていたが”密”を避けるためだろう奥の部屋を案内される。給仕を担当してくれたのは大陸からの若い研修女性。たどたどしくも丁寧な応対をしてくれた。一応メニューを眺め、数量限定の「飛騨牛ハンバーガー・セット」をお願いする。ドリンクは普段なら絶対コーヒーなのだが、他の品(グラスワインも)も選べるという事で「下呂産トマト」のジュースをお願いしてみた。すぐにカトラリーがセッティングされる。

まずはセットの「本日のスープ」とミニサラダが供された。スープはかぼちゃのポタージュ・スープ。次いで「下呂産トマト・ジュース」。濃厚なトマトジュースにはタバスコとミルの塩胡椒も用意されている。そしてメインの「飛騨牛ハンバーガー」が登場。串で刺してあるハンバーガーは外がパリッとしたバンズに挟まれている。バーガー袋も用意されていたので袋にハンバーガーを入れ、かぶりついた。パテの焼き加減はウェルダン。レタス、トマト、チーズの他にソースにはきのこ類も使われている。最近は高級ハンバーガー流行りで(”グルメバーガー”なんて恥ずかしい名で呼ばれ…)、これでもかと具材を詰め込み、食べるときには思い切り潰しても上手く食べることが出来ないハンバーガーが多いが、こちらのはバランスが保たれていて、バンズ、バーガー、具材と一体になって味わえる。旨い。肉もシンプルに味付けされているのがイイ。でも自分にはやっぱりトマトジュースよりコーヒーの方が良かったかな(笑)。

メニューに、”レストランで飲食すると日帰り入浴が値打ちに”なる旨の記述があった。給仕の方に尋ねるとフロントに問い合わせてくれた。本館の方には、コロナ禍で”本日、日帰り入浴は営業しておりません”という旨の記述があったが、OKとの事。まだ銭湯は(こちらの気分的に)控えている身だが、宣言解除後の上級ホテルなら大丈夫だろうと入浴料(+¥550・通常は¥1,100)も支払ってホテルの方へ移動した。(勘定は¥1,650+¥550<入浴料>)

 

 


 

↓ 昭和7年(1932)創業の「水明館・飛泉閣」(昭和47年・1972・建造)。玄関口からロビーに入ると、この大きなホテルに宿泊客も僅かなのかひっそり。9階の浴場か、隣の「山水閣」(昭和34年・1959・建造)の露天風呂を選べるという事なので露天風呂へ。脱衣所に入っても誰も居ない。あの水明館の露天風呂「龍神の湯」と内湯「ぼたん風呂」がこの後2時間弱、1人で完全貸切だった。もちろん定評ある泉質は申し分なし。こんな体験もう2度と無いだろうなァ。たっぷり浸かって汗を流し、出た後に飲んだディスペンサーの冷水の旨いこと旨いこと。最高の余禄になった。

 

 

↓ 帰路の国道41号線・益田街道沿い、木曽川水系・飛騨川にある「下原ダム」(昭和13年・1938・建造)

 

↓ 好天、新緑の飛騨川沿いを走ると気分爽快。でも長湯した後で帰りの運転はヘロヘロに。

 


 

欧風レストラン バーデンバーデン

岐阜県下呂市幸田1268

 

( 下呂 げろ 下呂温泉 Badenバーデン Baden レストラン カフェ・レストラン すいめいかん 日帰り入浴 日帰り温泉 飛騨牛 グルメバーガー )

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Fast Track To Nowhere / Various Artists

2020年06月13日 | ポップス・オールディーズ

Fast Track To Nowhere / Various Artists (1994)

副題が「 Songs From The Showtime Original Series "Rebel Highway"」という作品。発売当時からアルバムの存在は全然知らなかったが、参加しているアーティストの顔ぶれが気になったので買ってみた。収録曲は以下の通り(カッコ内リンク久はオリジナル、またはカヴァーした元曲と思われるもの ※不正確かも)。

01 Iggy Pop - C'mon Everybody(Eddie Cochran
02 Meat Puppets - House of Blue Lights(Chuck Miller
03 Los Lobos - Lights Out(Jerry Byrne
04 Concrete Blonde - Endless Sleep(Jody Reynolds
05 Neville Brothers - Let the Good Times Roll(Shirley & Lee
06 Sheryl Crow - I'm Going to Be a Wheel Someday(Fats Domino
07 Charlie Sexton - Race With the Devil(Gene Vincent
08 Blues Traveler - I'm Walkin'(Fats Domino
09 Wild Colonials - Evil(Muddy Waters
10 The Smithereens - The Stroll(The Diamonds
11 Babes in Toyland - The Girl Can't Help It(Little Richard

曲名でピンとくるのは半分くらいしかないので全部かどうかは知らないが、ほとんどがいわゆる”オールディーズ”と呼ばれる50年代の曲。”Rebel Highway”が何なのか分からなかったので調べてみると、『1994年にShowtimeネットワークのために制作したアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズの短期間のリバイバル作品。コンセプトは1950年代の「ドライブイン・クラシック」B級映画を「90年代風に」リメイクした10週間のシリーズ』だとのこと。説明を読んでも全然分からない(苦笑)。ショート・ムーヴィーか何かだろうか。

でも収録アーティストは興味深い。自分が好きな01、05、06、11をはじめ、80~90年代に人気を博した03、04、08、10などが名前を連ねている。現在はディラン(Bob Dylan)のバック・バンドで渋くキメているチャーリー・セクストン(Charlie Sexton)の名前も(←その実力にも関わらず、ルックスから当時は一種アイドル扱いでもあった)。こういう企画だと途端に自作よりも威力を発揮する(笑)イギー(Iggy Pop)や、どんなテーマでもそつなくこなすシェリル(Sheryl Crow)。この頃はまだペーペーなはずなのに曲解釈もなかなか手慣れている。最後のベイブズ・イン・トイランド(Bebes In Toyland)は女性ばかりのパンク・バンド。ビッチな彼女らだがなぜか惹かれる所があり、実はCDも所有していたりする。

オークションにて購入(¥488)

  • CD (1994/8/9)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : A&M
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新海楼 @岐阜県岐阜市

2020年06月12日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市菅生の中華料理店「新海楼」へ。店は幹線道路沿いにあり、テナントの1階で営業している。表に何台かと、裏(南側)にも入口があったので駐車場があるのかも。店に入るとチラホラと客が。コロナ禍ゆえ席を空けて案内している様子。1人だったがカウンターでなく小上がり席に案内された。調理は年配の男性2人、給仕女性が1人。卓上の品書きの他に壁にも品書きが貼られている。ひと通り揃っているので迷いに迷う。「カイコー飯」と大いに迷った挙句、「五目炒飯」に決定。「焼き餃子」も付けてもらった。

しばらくして届けられた「五目炒飯」には小海老、人参、ピーマン、玉子、ねぎなどが使われており、上にグリーンピース、脇に紅生姜が添えられている。生姜の風味の強いスープ付き。パラッと調子良く炒められていて、スープを啜りつつ一緒に食べてちょうどいい感じ。旨い。後から来た「焼き餃子」はしっかりめに焼き色が付いている。卓上のたれでいただく。ニラの風味が強くてこれもなかなかイイ。ビールが呑めたらなァ…。こちらは一品物などにおつまみ用のハーフメニューがあるようで気が利いている。次は運転手を連れて。(勘定は¥1,010)

この後の記事はこちら (2

 

中華料理 新海楼 (菅生店)

岐阜県岐阜市菅生6-8-18

 

( 岐阜 ぎふ しんかいろう 新海楼菅生店 中華 中国料理 チャーハン ギョウザ ぎょうざ ギョーザ ハーフサイズ )

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浅田屋 (2) @名古屋市北区・上飯田 (※閉店)

2020年06月11日 | 名古屋(東区・北区)

久々に上飯田の麺類食堂「浅田屋」に寄りたくなって自転車を走らせる。道路に主人の(出前用?)バイクが置いてあるのでひと安心。最近はコロナ禍がご高齢の方がやっていらっしゃる食堂の閉店廃業のきっかけとなってしまっているので油断が出来ない。もっと通えればいいのだがなかなかそうもいかず…。暖簾をくぐって中に入ると土間にテーブル席が並んでいる店内には先客が1名。ご高齢の主人夫婦もご健在だ。だんだん暑くなってきて出されるお茶もぬるめになってきたし、また”ころ”の季節がやってきた(と言いつつ冬でも喰ってるが)。「きしコロ」を単品でお願いする。小窓から調理場の主人の所作が少しだけ見えるが、麺は大笊で上げているようだ。いぶし銀。

程なくして「ハイ、おまちどうさま!」という主人の声と共に、女将さんによって「きしコロ」が運ばれた。こちらのコロはつゆ多め(※”ころ”は定型がある訳でなく店によって違いがあります)。麺の上には斜めに包丁が入れられた青菜、赤縁のかまぼこ、刻みネギが盛られている。まずは漆黒のつゆから。この地方の古い麺類食堂のつゆは色濃くやや甘いものが多いが、こちらは色は同様に濃いものの甘くなくすっきり。きしめんは水で絞められているが、つゆも含めて”やや冷たい”ぐらい。これもキンキンに冷やす店もあって色々。こういった店による仕様の違いが”ころ”の面白いところ。きしめんの麺はやや厚めの平打ち。手打ちでない(たぶん)食堂では標準的な幅と厚さ。するするっと胃の腑に落ちていった。次は「オムライス」を食べてみようっと。(勘定は¥450)

※残念ながら閉店されたそうです(令和2年7月現在)

以前の記事はこちら

 

浅田屋

愛知県名古屋市北区新堀町7−6

 

( 名古屋 なごや 上飯田 かみいいだ つじちょう つじまち 三階橋 あさだや 麺類食堂 大衆食堂 洋食 きしめん ラーメン 名古屋かまぼこ 閉店 廃業 )

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