変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

筋肉の病気の特徴 ②

2007-07-09 15:50:05 | 筋肉について

  痛みが出る 
  
筋肉の状態 として、 正常→ 疲労→ 病気 と 3段階あります。
  筋肉の疲労状態 ならお風呂に入って休めば疲労は取れます。 筋肉疲労は病気ではありません。  筋肉の中に 乳酸 という疲労物質が溜まって脚が 《重く》 感じます。 これは誰にでもありますね。
  筋肉が病気の時は、筋肉内の血液循環が 悪化して( 血管が縮むから、また コリによって血管が圧迫されるから ) お風呂で温めても十分な休息をとっても、どんどん筋肉内に乳酸が 溜まってしまい、やがてその 乳酸は セロトニンという 痛みの物質に変化して痛みを出すのです。
   これが 筋・筋膜症候群という病気だそうです。
 私は 運動指導士 ですから、 運動したり リハビリしたりする事をとても 重要に考えています。  ブログをこうして書いていて私が運動をしては、いけないと いっているように 思われるかもしれません。( すごく矛盾しますが ) 私は、 なにも分からずに 無理をして、泣いている人があまりに 多くて、 運動する危険性の方が 心配で 心配でたまりません。 自分の筋肉の状態が正しく分からないときに、むやみに 分からないまま 例えば①初めて行った病院のPTに言われて痛みを我慢して筋トレしたり ( あなたの身体を良く分かっている方が言うならば良いのですが ) ②テレビ・雑誌 に良いと 書いてあったからと 1時間も毎日歩いている と 自慢していた方が 数週間後 脚が痛くて と こぼしていました。 又 脚に 重りをつけて 何回脚上げ と これをなんセットと やってみた方も多いでしょう。
  何回も言います。  私たち変形性股関節症の病気は、人によって 症状が全然 違います。 その人の筋肉の状態も その日によって 違います。 私のようにずーと鍛えてきた人から 運動 が好きではなく 何も していない人まで、 すべて 同じ運動は 出来ないですよね !    でも 運動は 楽しいですよ。 音楽に合わせて 皆で 体操すると 自然に 笑顔に なります。 だから 誤解しないでね。
  ですから、 私の指導する体操教室は 誰でも出来る 負担にならない 痛くない 運動しかしません。 楽しむ事に 重点をおいています。 
  私は 私たちの 病気に 筋トレ重視の 体操には疑問を持っています。  
  今 脚が 重い人は→筋肉疲労です。 お風呂に入ってゆっくりして下さい。 今 脚が 痛い人は→筋肉の病気です。安静にして下さい。
     自分の身体は 自分が 大切に 守りましょう ! ! !
  そのためには、 自分の身体が 筋肉が 骨が どうなっているのか、 勉強しましょう。  医者 理学療法士 整体士 針灸士 に 任せていれば 良いと 思っていませんか?  主体性を持ちましょう。
  自分の身体を 大切に出来るのは 自分自身 ですよ。

   笑顔を 取り戻しましょう !

 病気に負けない 『心と身体』 を目指して 。
  
   

   
  

コメント
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