変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

小さい弟が欲しい

2010-10-08 14:34:43 | Weblog

 今、うちに姪の子どもが天使のような寝顔で寝ています。
今日、私の兄が検査入院しました。姪が付き添えないため、私が
朝、一緒に病院へ行きました。
 姪は、今、赤ちゃんが寝たので私の家に寝かせて、病院へ
一人で、これから、検査の兄のところへ行きました。
 ママが帰ってくるまで…起きないでー、お願い神さま!
叔母も寝てしまいました。

 天使の笑顔をみていたら、こんな記事をご紹介したくなりました。
           『小さい弟が欲しい』
                        田原総一郎
 娘とささいなことで感情がすれ違い、私は数日間、娘の家に電話
をしなかった。すると、孫の弟の方が
「オーパパから電話がないね。どうしたのだろう」と母親に問うた。
そこで母親、つまり娘が
「じつはママがオーパパを怒らせたのだよ」と説明した。
 すると、弟の方が
「ママ、テンテンのつくことをいっぱい言ったのでしょう」と、母親
に問い返した。
 テンテンのつく言葉とは、バカ、ボケ、グズ、ドジなどという濁点の
つく言葉であり、孫たちは濁点つきの言葉を大変悪い言葉であり、
人を傷つける言葉だととらえているのだという。
 母親が「ウーン」と考え込んでいると、兄の方が
「きっとそうだよ。ママはぼくたちにもテンテンのつく言い方で怒る
からね」と、弟を加勢した。
 
 兄の方はこのところ、兄の役割を認識してか、弟のたしなめ役を
演じることが多くなっているのである。
「オーパパの怒っているのをやめさせるには、どうすればよいのか」
 弟の方が母親と兄に問うた。
すると、兄の方が「オーパパは氷の入った水をたくさん飲むといい
んだ。ママ、オーパパにそう言うといいよ」と、母親に強く言った。

 実は、兄の方は、弟とのけんかでキレかかると、冷蔵庫から冷たい
水を出して飲んでいるのだという。頭を冷やすということなのだろう
か。その兄が、私に「ぼく小さい弟が欲しい」と言ったことがある。
 実は、弟の方が兄よりも身体も大きく、腕力も強く、声も大きいの
である。そして、弟ということで我慢をしない。
 ある時、兄のオモチャを弟が「くれ」と泣きながら、強引に奪おうと
した。兄の方は「イヤ」だと頑張っていたが、「兄だから我慢しなけれ
ばいけないのか」と泣きそうになりながら、弟に譲った。
 弟の方はケロリとして「弟だからいいんだ」と独占した。
兄の「小さい弟が欲しい」という気持ちが分かる気がした。


そういえば、兄とは5歳はなれているので、ずいぶん私もわがまま
だった。兄には、譲ってもらった。お返ししないとね。
 うちの子供は、一人っ子なので… 昔、「弟がほしい」と言われた、
こともあったっけ。
 私が舞踊家だから、むりだったけれど… かわいそうなことも
あったっけ。
 うちの天使は、おかげさまで、まだスヤスヤ。
ママは早く帰ってきてー。。。

コメント
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