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変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

無神経

2010-10-17 13:51:33 | Weblog
 明け方、足が寒くて目が覚めました。
気がつくと、フトンが膝から下にはかかっていませんでした。

 冷たく凍えたような感覚は、久しぶり。
猛暑だった夏以降、まだまだ、25℃の夏日もあって油断したのか、
と思っていたら…
 主人が、昨日の夜中… 
寝苦しかったのか、窓を開けたままだった…

 私は、気が付かなかった―

 鼻声になるわ、鳥肌は立つわ、のどが痛くなるわ!
ひどい目にあいました。
 狭い家なので、主人と別々に寝るわけにもいかず…

 朝から、ブチブチブチブチ… 文句を言いました。
文句を言って、フトンを冬用に換えてもらいました。
 でも、相手は、どこ吹く風… にくたらしいー!
 フンフンと怒っていたら、こんな記事がありました。


           『無神経』 
                    飛鳥圭介(エッセイスト)

 風邪をひき、咳が止まらないので、病院で受診した。50代ほどの
医師が、おじさんの症状を聞いて、こう言った。
 「ま、還暦過ぎるとね、免疫力が低下していろいろな病気にかかり
安くなります。風邪もね、気を付けないと、老人はかかりやすいので
ね、注意しないと」

 おじさんは、なるほど還暦を過ぎている人間で、押しも押されも
せぬ「じいさん」であることは否定しない。
 だけど、「老人」と言われたのは生まれて初めてのことで、ショック
で目がくらんだ。

 医師は、おじさんの衝撃などどこ吹く風で、無神経な言葉を続け
た。
「若い人に出す薬は強いから、ちょっと出せませんので、老人向き
の風邪薬をだしておきましょう」
 思い出した。先日、女友達がカンカンに怒って、おじさんに言った。

「私がよ、この私が、電車で席を譲られたの。しかも明らかに私より
年上の女によ。冗談じゃないわよ」

 人間、生きていればいつの間にか年を取る。が、実年齢と主観
年齢とは天地ほどの差があるものだ。還暦過ぎたくらいで「老人」
などと言われたくない。
 ほんと、冗談じゃないよ!

 風邪など吹っ飛んだ。


脚が悪いので、電車の中では、人一倍…坐りたい。
 電車のドアが開くと、それ! って足の悪さを忘れて、その時だけ
 元気に席の確保をします。実はとても恥ずかしいけれど、痛みに
 はかえられない。
  杖を付いていたときは、席を譲られて嬉しかった。
 元気な人ほど、席は譲られたくないのだろう。うらやましい。

 だけど、還暦で老人はひどすぎる。その50代の医師だってあと
 数年で、自分も老人と言われる、若者から見たら老人扱いされる
 ということが、分かっていない。
 自分だけは、違う、という考えが笑っちゃう!
  読んで怒っていたら、私も風邪が引っ込んだ!

  実年齢と主観年齢…
 女としてこれから、悩みの種がまた増えました。ホホホホホ
コメント
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