・新春お好み囲碁対局/「意気投合 夫婦棋士ペア対局」
・1月2日(水)教育 午後0:00~2:00
・対局者:溝上知親 八段・加藤啓子女流名人 夫妻
VS 楊 嘉源 九段・知念かおり 四段 夫妻
・解説・聞き手:依田紀基九段・原 幸子 四段 夫妻
結果は楊嘉源・知念かおりペアの1目半勝ちでした。
あまり意見の食い違いもなく、新春らしくおだやかな1局でした。
楊嘉源さんは本当にやさしいパパという感じで、知念さんの方が実権を握っているのでは?と思わせます。
溝上・加藤夫妻はまだ1年ちょっとということで、まだ友達という感覚でしょうか。
解説の依田・原夫妻は依田さんが勝手気ままという感じですが、どうでしょうか。
今回登場の女流棋士は旧姓で出ていますが、最近の既婚女流棋士はほとんどそうですね。
梅沢由香里さん、小林泉美さん、青木喜久代さん等々。
新姓で出ている棋士は杉内寿子さん(本田)、岡田結美子さん(安倍)、小山(西田)栄美さん等。
女性が仕事で前面に登場する現在、この傾向(夫婦別姓)は強くなりそうですが男性陣にとっては苦笑いという状況でしょうか。
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怒涛の譜(第12局)/本因坊リーグ第1戦
■第23期本因坊リーグ/S42(1967)/11/8
■黒 林海峰 名人 : 白 加藤正夫 五段 (4目半コミ出し)
■結果:133手完 黒番:林名人、中押し勝ち
■囲碁界は坂田栄男全盛時代から林海峰時代への転換期にあたる
■コメント
・本因坊リーグ初登場の第1戦で五段昇段直後の一局。
序盤から中盤にかけて白番:加藤が地で先行したが、林名人のカラミ攻めに短気で自滅。
当時のリーグ戦は2日制で持ち時間は9時間。本局は1日で終わり「持ち時間の長さを持てあました」と加藤は語った。