囲碁の第45回プロ・アマ本因坊対抗戦が12月23日、東京・池袋のサンシャインシティで行われ、本因坊高尾秀紳(31)が滝沢雄太アマ本因坊(26)に中押し勝ちした。2子(自由置碁)の手合割。通算成績はプロの27勝16敗2ジゴとなった。
(毎日新聞より抜粋)
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今日のTV番組「囲碁将棋ジャーナル(BS2)」は高尾本因坊のプロアマ本因坊対抗戦・自戦解説でした。
今年のアマ本因坊・滝沢さんの2子局。中央に大模様を張り元気いっぱいの滝沢さんでしたが、悪夢のような大技を食って敗退してしまいました。
高尾本因坊の作戦は「できるだけ定石は打たずに未開の分野で戦う」ということでしたが、これが功を奏した格好になりました。
あと滝沢さんの直線的な着手に「プロはこういうところは打たない」といっていました。「プロは負けない手を打つ」ということでしょうか。
アマ本因坊といえばプロに匹敵すると思うのですが、24時間碁と向き合っているプロの感覚を見せつけられた思いです。