先日、三谷幸喜(脚本・監督)の映画「ザ・マジックアワー」を見てきました。
絶妙なストーリーの展開は終始、観客を引き付けて笑いが絶えませんでした。
三谷監督の奇抜な発想、懐の深さ、引き出しの多さに感嘆の思いです。
スタイルはアメリカのコメディ-風で、スピーディな展開は前作の「THE有頂天ホテル」と共通しているようです。
ただこのスピード感、若い人には爽快に感じるかもしれませんが中高年には「ついてゆけない」と感じる人もいるような気がします。
同じコメディーで「フーテンの寅さん」の対極にあるように思います。
アメリカン・スタイルの三谷作品と日本的郷愁の「フーテンの寅さん」、世代によって好みも変化するようです。