第21回世界選手権富士通杯の準々決勝は6月7日に中国・北京で行われ、 日本からただ一人勝ち残っていた依田紀基九段が李昌鎬九段(韓国)に敗れ、 ベスト4進出はならなかった。
11連覇を狙い、4人残っていた韓国勢は李昌鎬を除いて敗れ、ベスト4には中国3名、韓国1名が進出した。
準決勝は7月5日(土)、決勝戦・3位決定戦は7月7日(月)に東京・市ヶ谷の日本棋院会館で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
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国際棋戦における日本勢の低調は相変わらずです。7月上旬に東京で行われる準決勝・決勝戦は中国3(常昊、古力、劉星)、韓国1(李昌鎬)の4棋士で争われますが、日本主催の棋戦でありながら参加選手は他国ということで、盛り上がりはイマイチ心配です。
テニスの全英オープン(ウィンブルドン)は自国の選手が活躍しなくても熱狂的な盛り上がりを見せます。囲碁の国際棋戦もテニス同様、メジャーな競技に成長してほしいものです。