月刊「NHK囲碁講座」はTVの放送に合わせ、4月号から誌面が変わりました。
4~9月のTV囲碁講座は「中野寛也の戦いの碁力(ゴヂカラ)」。
対象レベルは書いてありませんが、本誌を見た印象では初段前後かと思われます。
よく「初級者から高段者まで楽しめます」と云いますが、広範囲にすると内容がボケてしまいます。ある程度、レベルを絞った内容にしてほしいですね。
ただ範囲を絞ると視聴者が減るということもあり、難しいところです。
現在放送中の「淡路修三の楽しく学べるヨセ」。
前半は興味を持って見ていましたが、後半はどうもダレ気味になってしまいました。
やはりヨセは地味な分野なんですね。ヨセが勝負に大きく影響するのは分かっているのですが・・・。
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新連載は下記の3本。
「囲碁はココロの格闘技!」
碁における心理面の話ということで、第1回は張栩棋聖「モチベーションがすべての源」。技術面ではなく、心理面という切り口が面白そうです。
「瀬戸大樹の週末はバルサ気分!!」
瀬戸七段はサッカー、特にバルセロナの熱狂的ファンということで、サッカー中心の記事になりそうですが、サッカーにあまり興味のない人にはどうも・・・。
「武宮正樹のダンス!ダンス!ダンス!」
武宮九段の最近の話題といえばダンス一色、ただダンスに興味を持てない人にとってはどうも・・・。
継続連載では「先崎学の桂馬の両アタリ」「横田茂昭の白番は楽しい!」は楽しめます。