昨日(5/8)放送された「第59回NHK杯/片岡聡九段 VS 三谷哲也七段」戦。黒番の片岡九段がベテランらしい冷静な打ち回しで、初出場の三谷七段を退けました。
序盤で黒の片岡九段が白の薄みを突いて、打ちやすい局面になったようです。その後も白の反撃を抑えて戦いらしい戦いもなく収束、黒の6目半勝ちとなりました。
三谷七段は群馬県出身。県内の囲碁関係者も注目して見ていたと思われますが、残念でした。
対局前のインタビューでは、ずいぶん緊張した様子でしたね。
戦いを得意とする三谷七段としては、ジリ貧の流れでイマイチ消化不良の一局のような気がしました。初出場のプレッシャーもあったと思います。
本局は残念でしたが、他の棋戦で結果を出してほしいと思っています。
本局の解説は山下道吾・本因坊。張栩棋聖、井山名人と並ぶ大物棋士ですが、控えめで丁寧な解説は分かりやすく好感が持てました。