週刊碁に「兆乾(初段)のなんでもコーナー」という欄があり、今週号では「トーチカ」の対策でした。
「トーチカ」は図のように、黒1、3、5と3手でシマる形です。
この「トーチカ」、最近ではほとんど見られませんが、私が碁を覚えた頃には結構耳にした用語です。
もとは軍事用語で敵部隊の攻撃を阻止するために作られた、コンクリート製の小さな防御陣地のようです。
なぜこの形を「トーチカ」というか定かではありませんが、
①鉄壁の守りである
②「1、3」と「3、5」の間が銃眼のように見える
この二つからイメージされたのではと推察されますが・・・どうでしょう。
囲碁用語も時代とともに「死語」になったり、「新語」が現れたりと変化していくのでしょうね。