「週刊碁」に「棋士の本棚」というコーナーがあります。
不定期のようですが第5回を数え、中野寛也・九段、青葉かおり・四段、河野臨・九段などの記事が載っていました。
先週号(第5回)は今日も名人戦を戦っている井山裕太・名人でした。
十代後半まではマンガ(名探偵コナンなど)しか読んだことがなく、最初に読んだ小説が「容疑者Xの献身(東野圭吾)」で、読書の楽しみを知ったそうです。
ジャンルはミステリー中心で、他の分野にも広げたいが何を読めば分からないとのことでした。
若手棋士は囲碁に集中するのが当然で、読書などの時間もなかなか取れないでしょうね。
それでも読書など、他の世界の見聞を広げることも必要なことだと思います。
中国の若手棋士などは寝食以外はすべて碁という生活だそうですが、感情のない囲碁ロボットのようでどうかなという感じです。
私も20代頃までは結構読んでいたのですが、最近はハウツウ本くらいで心を動かされた本に出会っていません。
感受性が薄れてきたのかなあ・・・。