今日の午前中は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。
教室には、兄弟姉妹で通ってくる生徒も結構います。
ただ、仲よく囲碁の勉強をするケースは少ないようです。特に男子の場合は・・・。
年長の兄姉の方が棋力の伸びは速く、弟妹は負けるケースが多くなり嫌気につながることもあります。
保護者や指導者は、その辺りの機微を考慮する必要がありますね。
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プロ棋士にも兄弟姉妹がいますが、弟妹の方が上位にいくケースが多いようです。
山田・三兄弟の末弟(山田規三生・九段)、小林・四姉弟の末弟(小林覚・九段)、向井・三姉妹の末妹(向井千瑛・五段)等々。
同時期に囲碁を始めた場合、最初は兄姉が優勢で弟妹の方が悔しい思いをするでしょう。そこで、その悔しさをバネに弟妹が発奮するのかも知れませんね・・・。
ライバルが身近にいるのは恵まれているようですが、競争意識をうまくコントロールしないと・・・。
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明日は「小・中学校囲碁団体戦・群馬県大会」です。
今年から混成チームによる親睦戦も行われることになり、参加者も増えています。
兄弟姉妹で参加するチームもありますが、力を合わせて実力を発揮してほしいですね。