第67期本因坊戦七番勝負第4局が6月18日、19日に札幌市で行われた。結果は黒番の本因坊道吾が井山裕太天元に中押し勝ちを収め、これでシリーズ成績は2勝2敗のタイとなった。第5局は6月24日、25日(日、月)に神奈川県平塚市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「剛打山下、井山の勝負手を完封し連勝、最後までフルスイング」 「井山、勝負手連打も不発」
(週刊碁見出しより)
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今日から第5局が始まっていますが、「週刊碁」を参考にすると周回遅れの記事になってしまいます。
両者最強のガチンコ勝負、本局は山下本因坊の剛腕がねじ伏せた一局のようでした。
硬軟合わせ持つ井山天元。このシリーズでは強硬策が目立ちますね。
明日の今頃は第5局の決着がついているでしょうが、結果はいかに?
BSの解説は羽根碁聖。冷静な局面の分析、ソフトな語りは「忍の貴公子」のイメージです。
聞き手の稲葉さん、にぎやかなトークが羽根碁聖と対照的でした。
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今回の対局地は札幌市の「京王プラザホテル札幌」。札幌は囲碁・将棋のタイトル戦がよく行われる都市の一つでしょうね。
札幌といえば「札幌ラーメン」が有名です。日本の三大ラーメンは、「札幌ラーメン(北海道)」、「博多ラーメン(福岡県)」、「喜多方ラーメン(福島県)」だそうです。
その中でも「札幌ラーメン」は、ご当地ラーメンの草分け的な存在ですね。
社会人になった昭和40年代のころ、東京・国分寺駅近くの札幌ラーメン店によく通いました。
仕事の都合で、その店で食べる時間は夜11時頃でした。酔ったサラリーマン、水商売らしき女性などで繁盛していましたね。
ただ、今考えてみると「札幌ラーメン」の名で売っていましたが、どうも本場のモノとは違っていたような気がします。
本場の味とは違ってはいても、うまかった事実は記憶に残っていますね。