第40期天元戦五番勝負第5局が、12月19日に徳島県徳島市ので行われた。結果は白番の高尾紳路十段が井山裕太天元に中押し勝ちをおさめ、シリーズ3勝2敗で天元を奪取した。高尾は初の天元位獲得。井山の天元4連覇は成らなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「高尾新天元、十段と合わせ2冠」 「井山、4冠に後退」
(週刊碁、見出しより)
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2冠を獲得した高尾・新天元。週刊碁では「全局を見据えた打ち回し、白番の名局」とありました。
敗れた井山・前天元。勝負を急ぎ過ぎというか、無理気味の手が気になります・・・
38歳の高尾2冠、勝ち星ランクでも33勝23敗で5位と気を吐いています。平成四天王の意地を見せていますね。
井山さんは三日前に王座位を村川さんに奪われ苦境に、過密日程の影響でしょうか・・・
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今回の対局地は徳島県徳島市の「ホテル・クレメント徳島」。クレメントというのは「温和な、温暖な、快適な」という意味のようです。
徳島というと「阿波踊り」ですね。TVの中継で見ることがありますが、あの熱気は凄い。
えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々・・・
近年、この阿波踊りも各地に広まっているようです。東京・高円寺の阿波踊りは有名ですね。
集団による賑やかで激しい踊り、個人的にはどうも馴染めません。羞恥心というか・・・