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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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NHK朝ドラ/カーネーション

2012-02-10 21:28:57 | テレビ番組

NHKの連続テレビ小説「カーネーション」、楽しく見ています。
「朝ドラ」というと主婦、高齢者と見られそうでイヤなんですが、丁寧によく出来ているドラマだと思います。

今回の「カーネーション」は大阪放送局の制作、前作の「おひさま」は東京放送局の制作でした。
東京と大阪では、ドラマの色合いがずいぶん違いますね。

前作、東京の「おひさま」。登場人物は模範的な人物が多く、ストーリーも真っ直ぐという印象です。
一方、大阪の「カーネーション」。どんなシーンでも根底に「笑い」があり、「ホンネ」がのぞいています。

個人的には関西のスタイルの方が好みでしょうか。
私は東海地方出身ですが、名古屋で作ったらまた違ったカラーが出るでしょうね。

先週のTV視聴率(朝日新聞掲載)で、「カーネーション」は第2位でした。
1位は「笑点」。時々見ていますが、ホンノリと安心感のようなものがありますね。
大河ドラマ「平清盛」は11位とスロースタートでしょうか。

Mp9004017061

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囲碁書籍「手順つき実戦詰碁100」

2012-02-08 21:16:39 | 囲碁

1106111174 ◆書籍紹介
 ・書籍名:手順つき実戦詰碁100
 ・発行所:ユーキャン
 ・監修:石田芳夫
 ・編者:日本囲碁連盟
 ・発行年月:2011年12月
◆内容紹介
問題を解きながら定石や常型を覚えられ、実戦でできる死活が身につく詰碁100題を収録。
石の流れが分かるよう手順図を示すほか、失敗図・正解図・正解変化図を掲載。正解・失敗の記録欄あり。

    ◇   ◇

本ブログの記事(2012-01-19/頭が痛くなる「アレ(詰碁)」)で紹介したように、棋力アップの最重点課題「詰碁」、その取組みの第一歩として本書を購入しました。

詰碁の本というと実戦で見られない問題も多く、チャレンジ意欲がイマイチという感じがありましたが、本書のコメント「実戦頻出の定石や常型を題材として精選し、手順をつけた詰碁問題」につい乗せられてしまいました。

本書には3回分の正解・失敗の記録欄あります。100問を一日一題で100日、3回やると300日と一年近くになります。
今のところ四分の一ほど消化しましたが、問題は持続力ですね。

Aroubai

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第36期棋聖戦第3局/高尾が2勝目!

2012-02-06 21:59:00 | プロ棋士

第36期棋聖戦挑戦手合七番勝負第3局が2月1日、2日に石川県加賀市で行われた。結果は黒番の高尾九段が張栩棋聖に半目勝ちをおさめ、シリーズ成績を2勝1敗と一歩リードした。第4局は2月15日(水)16日(木)に京都府京都市「吉田山荘」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「高尾2勝、張の猛追 半目かわす」、「土俵割らぬ張、しぶとい粘りも逆転ならず」
   (週刊碁、見出しより)

    ◇   ◇

張栩棋聖といえば「地に辛い、コウに強い」が特長ですが、本局では逆の展開となりました。
張棋聖の白模様に高尾九段が地で対抗という戦型。高尾九段が難解なコウ争いを制して2勝目を引き寄せました。
高尾九段の粘り強い戦いぶりが印象に残りましたね。

NHK/BS-Pのタイトル戦中継、解説者は羽根・碁聖。解説は明解、話し方も誠実な人柄が伝わってくるようでした。解説者としても超一流ですね。

    ◇   ◇

今回の対局地は石川県加賀市の山中温泉「厨八十八(くりややそはち)」。読み方がムズですね。
加賀市は、石川県の南西に位置し、福井県と接しているとのこと。
あまり馴染みのない印象ですが、1958年(昭和33年)に市が誕生ということなので、50年以上になるんですね。

山代、山中、片山津の三つの温泉を有する全国有数の温泉地だそうですが、関東圏からだとやや不便な感じです。
BSのタイトル戦中継で、周辺の雪景色を映していましたが、大変な量の雪が積もっていました。
北陸地方は「暮らしやすさランキング」で上位を独占しているようですが、大雪には苦労するでしょうね。

Kurotani12_2

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こども囲碁教室と町内月例囲碁大会(2012/2月)

2012-02-04 22:11:29 | 囲碁

今日の午前中は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。
棋力アップのため生徒の対局棋譜をとり、翌週、解説するようにしています。

以前、棋譜の記録は碁罫紙に赤と黒(青)で数字を書き込む作業で大変でした。
現在ではパソコンの碁盤に記録できるようになり、こども教室でも生徒が棋譜を入力しています。

私の担当クラスは15級前後の生徒ですが、棋譜の解説にも苦労します。
序盤からヨセの手や、石の連絡不備など初歩の問題点を指摘しますが、どの程度理解しているのか・・・。
実戦では、詰碁のように○×で判断できないところがムズなところですね。

    ◇   ◇

Tama5 午後は「玉村町囲碁会」の2月度月例大会。参加者は23名とまずまずの出席率でした。
優勝は荻原さん、準優勝は村木さんでした。
荻原さんはいつも飄々とした感じですが筋は正統派。1回戦で私に快勝し、弾みをつけたようです。

私の成績は●●●○の1勝3敗。前回優勝でハンディがアップしたのが敗因でしょうか。
年内にもう一度優勝できるレベルにと思いますが、先行きは険しいですね。

Aflower2

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2011年賞金ランク、井山がトップ

2012-02-02 19:20:39 | プロ棋士

2011年の賞金ランキングが決まり、井山裕太天元が初の一位に輝いた。

◎2011年/賞金ランキング
 (単位:M¥、小数第2位・四捨五入)
(1) 井山裕太(天元・十段):91.5
(2) 山下敬吾(名人・本因坊):89.7
(3) 張 栩(棋聖・王座):86.5
(4) 羽根直樹(碁聖):43.0
(5) 高尾紳路 九段:21.1
(6) 謝依旻(女流三冠):20.3
(7) 趙治勲 九段:15.3
(8) 河野臨 九段:14.7
(9) 山田規三生 九段:12.6
(10) 依田紀基 九段:11.2
   (週刊碁より抜粋)

    ◇  ◇

1位の井山(天元・十段)は弱冠22歳、凄いですね。7大棋戦で四つの挑戦手合に出場し、天元と十段を獲得。早碁も二つの棋戦で優勝と獅子奮迅の活躍でした。
2位の山下(名人・本因坊)は二つのビッグタイトルで効率のよい成績でした。
3位の張栩(棋聖・王座)は十段を失い、5年ぶりに首位を譲りました。

このところ日本の囲碁界は「四天王+井山」という図式になっていますが、賞金ランキングが証明しているようです。
7位の趙九段、10位の依田九段、全盛期から下り坂でしょうか・・・。

    ◇  ◇

◎2011年/勝ち星ベスト10
(1) 井山裕太(天元・十段):48勝19敗
(2) 羽根直樹(碁聖):37勝26敗
(3) 高尾紳路 九段:36勝16敗
(4) 河野 臨 九段:33勝11敗
(4) 謝依旻(女流三冠):33勝15敗
(6) 山下敬吾(名人・本因坊):32勝20敗
(7) 張 栩(棋聖・王座):30勝18敗
(8) 志田達哉 五段:29勝12敗
(9) 向井千瑛 五段:28勝23敗
(10) 山田規三生 九段:27勝13敗

勝ち星ベスト10、1位は賞金トップの井山(天元・十段)ですが、2位以下は賞金順位とリンクしていません。
賞金ベスト10にはランクされていないのは志田・五段と向井・五段、上位での活躍が課題ですね。

Anegi

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